学校主催の旅行の行き先はどこでしたか?昔々、私の出身私立高校ではキリスト教系にもかかわらず、京都奈良が恒例でした。最近では近場の韓国や中国はもとより、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカにまで出向く学校もあると聞きます。15年以上前、ローストビーフで有名なロンドンのレストランSimpson's-in-the-Strandで日本人高校生の団体と出会った時はびっくりしましたが、今では珍しくも無いのでしょう。
英国のボーディングスクールでは、日帰り宿泊込みにかかわらず、学校主催の旅行はスクールトリップと呼ばれます。3年間旅行費用の積み立てをして1回1週間程の旅行が定番の日本と違い、語学の先生企画のスペイン語研修旅行、美術の先生引率のパリ美術館巡り、などとフットワークが軽くたくさんの旅行が用意されています。泊まりを含む旅行の行き先の多くは英国のご近所であるヨーロッパ。いかに英国から近いとはいえ、イタリアやフランス、スイスでのスキー旅行と聞くと何ともうらやましい。アメリカやカナダへのスキー旅行では費用が1週間で30万円程と、お値段のほうも学校主催の旅行としては少々値がはります。もと英国植民地の多いアフリカへも多くの旅行が計画されています。ケニアの動物公園見学ツアーは序の口で、モザンビークの貧しい村のために井戸を掘る旅行などはなるほどボランティア国とうなってしまいます。世界で最も貧しい国のうちのひとつ、マリでマイクロバンクシステムの見学という旅行はいかにも将来のリーダーの養成を目指すボーディングスクールの面目躍如といったところ。
かつて7つの海を制した英国、海外に出て行く精神は今も健在のようです。
吉岡真樹
2010年2月26日
2010年2月22日
美しい日本語?
留学をするとなると、多くの親御さんから日本語についての質問が出ます。日本人ですから、確かに英語が出来ても日本語が出来なくなっては困ります。特に小学生からの留学だと日本に休暇帰国している時の親の日本語へのフォローは重要。ギャビタスでもそのための色々な提案はしています。しかし、「日本語力」と言っても皆さんかなりそれぞれの基準があるのですよね。例えば、「漢字の習得」を真っ先に上げる方、休暇で帰国した翌日にわが子の日本語が変だと騒ぐ方、「古文・漢文」はどうするのだ!などなど、実は様々。では、日本にいたら、必ず漢字が出来て、きちんとした日本語が使えて、古文・漢文にも精通するか?というと、これまた昨今の日本の大学生の実態からもかなりお粗末だということが分かります。 その上、英語もこれまた使えない代物となると、「日本語のために日本にいる」ということが必ずしも必要ではないと思うのですが、どうでしょう?
実は、外部の方々が飛行機の中あるいはセミナーでギャビタス生に会った時の印象が時々私の耳に届きます。面白いことに多くの方が、英語ではなく、まずは彼等、彼女等の日本語の美しさを褒めてくださるのです!今流行りの乱れた日本語ではなく、きちんとした言葉を使うとのこと。もちろん、ご家庭の教育の賜物だとは思いますが、私もギャビタス生の日本語に「乱れ」が少ないと思います。「KYがどういう意味か分からず、日本にいる妹に馬鹿にされた!」などの笑えるエピソードがあるくらい。シグナチャーという雑誌の取材で、桐嶋洋子さんが大変独創的な意見を述べていらっしゃいました。ご自分の著作業という背景が大きいとは思いますが、丸一年仕事を休み3人の小中学生だった子供をつれて日本を脱出しアメリカで暮らしたのは英語の習得の為だけならず、子供達のテレビなどの悪影響をもろに受けた軽薄な日本語に耐えられずにそれを叩き直すためもあったとか!
日本語に限らず、英語でも美しいものとそうでないものがあります。先日5年ぶりにある元ギャビタス生と英語で話した時、その美しさにとっても感動しました。
渡邊和子
実は、外部の方々が飛行機の中あるいはセミナーでギャビタス生に会った時の印象が時々私の耳に届きます。面白いことに多くの方が、英語ではなく、まずは彼等、彼女等の日本語の美しさを褒めてくださるのです!今流行りの乱れた日本語ではなく、きちんとした言葉を使うとのこと。もちろん、ご家庭の教育の賜物だとは思いますが、私もギャビタス生の日本語に「乱れ」が少ないと思います。「KYがどういう意味か分からず、日本にいる妹に馬鹿にされた!」などの笑えるエピソードがあるくらい。シグナチャーという雑誌の取材で、桐嶋洋子さんが大変独創的な意見を述べていらっしゃいました。ご自分の著作業という背景が大きいとは思いますが、丸一年仕事を休み3人の小中学生だった子供をつれて日本を脱出しアメリカで暮らしたのは英語の習得の為だけならず、子供達のテレビなどの悪影響をもろに受けた軽薄な日本語に耐えられずにそれを叩き直すためもあったとか!
日本語に限らず、英語でも美しいものとそうでないものがあります。先日5年ぶりにある元ギャビタス生と英語で話した時、その美しさにとっても感動しました。
渡邊和子
2010年2月10日
この季節、つきなみですが。
15年前の3月上旬、当時の英国本部スタッフが来日中のことでした。初来日の彼女の日本理解のためと、京都・奈良への2泊旅行を計画。しかし着いた途端に彼女の風邪をもらったかのように私の咳が始まり、日中はティッシュを離せず、宿では夜通し布団の中で咳き込む苦行の連続。帰宅後、ようやく事務所近くのクリニックで花粉症と判明、アレルギーテストの結果は見事にスギ花粉を示していました。「ついに来た」。同時に頭を過ったのは製薬会社のテレビCMで風に吹かれてゆっさゆっさと黄色い花粉をまき散らす杉林の映像。もちろん林の手前にあるのは金閣寺です。(笑)「神社仏閣に杉の木が多いのは当たり前じゃん!」と苦行の原因も判ってスッキリしたものの、以来、飲み薬も‘鼻セレブ’ティッシュも効かない3月の京都・奈良は私にとって無縁のものとなっただけでなく、英国スタッフの訪問チャンスも途絶えてしまいました。申し訳ない。
さて花粉症が常用語になって日が浅い日本と違い、イギリスでは花粉症=hayfeverは言葉としてはずいぶん昔からあるメジャーなものだそうです。ただ、「ちょっと鼻炎っぽい」程度でもhayfeverと言ってしまうアバウトさがあり、日本ほど「アレルギーか、そうでないか」とはっきりさせたがる人もいません。だから予防や緩和グッズもあまり出回っていないようです。(そもそも昨年の新型インフルの時でさえも、マスクをしようという呼びかけは起きなかった国ですから、マスクが何かの役に立つなんて思いもよらないのでしょう) そしてイギリスでの花粉症の季節は花が生い茂る初夏から夏にかけて。日本とはズレるんですね。私も毎年5月にはボーディング・スクールを訪ねてかなりの‘カントリーサイド’へ足をのばしますが、幸運なことにイギリスの草花には一切アレルギー反応は起きません。といっても今のところは、ですが。
どうせなら、日本で花粉まっただ中の2~3月にイギリス出張をしたいと思うのですが、それは「絶対にあり得ない」こと。春は新規留学生の出発の時期で国内での仕事が一番多い季節なのです。あー残念。
山岸いつみ
さて花粉症が常用語になって日が浅い日本と違い、イギリスでは花粉症=hayfeverは言葉としてはずいぶん昔からあるメジャーなものだそうです。ただ、「ちょっと鼻炎っぽい」程度でもhayfeverと言ってしまうアバウトさがあり、日本ほど「アレルギーか、そうでないか」とはっきりさせたがる人もいません。だから予防や緩和グッズもあまり出回っていないようです。(そもそも昨年の新型インフルの時でさえも、マスクをしようという呼びかけは起きなかった国ですから、マスクが何かの役に立つなんて思いもよらないのでしょう) そしてイギリスでの花粉症の季節は花が生い茂る初夏から夏にかけて。日本とはズレるんですね。私も毎年5月にはボーディング・スクールを訪ねてかなりの‘カントリーサイド’へ足をのばしますが、幸運なことにイギリスの草花には一切アレルギー反応は起きません。といっても今のところは、ですが。
どうせなら、日本で花粉まっただ中の2~3月にイギリス出張をしたいと思うのですが、それは「絶対にあり得ない」こと。春は新規留学生の出発の時期で国内での仕事が一番多い季節なのです。あー残念。
山岸いつみ
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