14年振りの寒波と大雪が留学生の帰国時期に丁度重なり、英国の天気予報にヒヤヒヤの毎日です。雪こそ降らなくても濃い霧などの影響を多く受ける英国の冬の航空機の発着の乱れは名物で、きっと冬に旅行なさった方は、遅延に悩まされたことがあると思いますが、今年の雪はそんないつもの英国とのんきなことを言っていられない状態で、日本事務所のスタッフは時差と睡魔との闘いで、連日連夜その対応に追われています。 今冬の異常気象では、生徒だけでなく、先生方が出勤できずに英国全土で7,000校が閉校になり、早々とクリスマス休暇に入った学校もありましたが、Boarding schoolはそうは行かず、学期最後の日までしっかりとありましたので、本日付でまだ帰国できていない生徒が数人います。 この降り止まない雪を恨めしく思いつつ、新年には少しでも気温が上昇してくれることを祈っています。
この騒ぎの中、実際の英国人の生活環境はどうかというと、郵便・交通事情がただでさえ悪いこのクリスマス時期に追い討ちをかけた形で、すべてがスローダウンしているにもかかわらず、「仕方が無い」ことと受け入れ、人々に焦り感がないところがすごい!? 日本ですと、「雪にもめげず・・」というPositiveと言っていいのか、無理矢理の正義感なのか、人々は通常の生活を維持しようとしますが、英国的感覚ではどうもそこは無理するところではないようです。 列車の乱れは昔と同じでほとんど改善策をとっているようには見えませんが、今はインターネットもメールもありますから、返って「無理」して出かけずにこの「仕方の無い」状態を受け入れ、家でゆっくりと雪でも眺めて・・ということのようです。
外国のホワイトクリスマスは確かに絵になりますが、結構そう上手くはいかないもので、良くも悪くも毎年起こるわけではありません。 でも今年はその恩恵?を受けられることだけは確実。 ちなみに恒例の「ホワイトクリスマスになるかならないかの賭け」は今年は廃止とのことです!
Merry Christmas !
渡邊和子
2010年12月24日
2010年11月30日
王子様の結婚
さて、11月もあっという間に終わり、年末が近づいてきました。11月も色々ありましたが、やはりイギリスに関係のある私達の目を引いたのは、ウィリアム王子の婚約発表ではないでしょうか。
4月29日と日取りも決まり、オリンピックよりも前にロンドン(イギリス)はお祭り
騒ぎになりそう。日本のニュースでも、結婚式費用は100億円以上、経済効果は800億円超え、なんて取り上げられています。
ウィリアム王子といえば、私の留学当時、ティーン雑誌にディカプリオやベッカムと一緒に付録のポスターになっていて、女の子の間ではまさに「憧れの王子様」といった風でした。そんな彼がお付き合いし、結婚へ至った相手は、一般人のケイト・ミドルトンさん! 長い交際時期を経て、見事ゴールインへ向かうお二人。一時期、日本で「格差」なんて言葉が流行っていましたが、まさに「格差」に打ち勝ったお二人ですよね。誰もがロイヤルファミリーと結婚したいと夢見るとは思いませんが、ケイト・ミドルトンさんは、漫画のヒーローさながらの「夢と希望と勇気」を女の子に与えているのでは?
(女子に限らず)留学生の皆さんも、どこで誰に出会えるかわかりませんよ!今から、広い世界へ出た時、少しでも自分を持った魅力的なひとになれるよう、留学生活に励んでもらえればと思います。留学生活中には残念ながら王子様に出会えませんでしたが、私もがんばります。(笑)
鈴木元子
4月29日と日取りも決まり、オリンピックよりも前にロンドン(イギリス)はお祭り
騒ぎになりそう。日本のニュースでも、結婚式費用は100億円以上、経済効果は800億円超え、なんて取り上げられています。
ウィリアム王子といえば、私の留学当時、ティーン雑誌にディカプリオやベッカムと一緒に付録のポスターになっていて、女の子の間ではまさに「憧れの王子様」といった風でした。そんな彼がお付き合いし、結婚へ至った相手は、一般人のケイト・ミドルトンさん! 長い交際時期を経て、見事ゴールインへ向かうお二人。一時期、日本で「格差」なんて言葉が流行っていましたが、まさに「格差」に打ち勝ったお二人ですよね。誰もがロイヤルファミリーと結婚したいと夢見るとは思いませんが、ケイト・ミドルトンさんは、漫画のヒーローさながらの「夢と希望と勇気」を女の子に与えているのでは?
(女子に限らず)留学生の皆さんも、どこで誰に出会えるかわかりませんよ!今から、広い世界へ出た時、少しでも自分を持った魅力的なひとになれるよう、留学生活に励んでもらえればと思います。留学生活中には残念ながら王子様に出会えませんでしたが、私もがんばります。(笑)
鈴木元子
2010年11月18日
もうすぐ冬休み!
秋学期は一年の内で一番長い学期。 その為、最近は秋のHalf Term (中間休み)を長く2週間とる学校が出てきました。休みが長いのは学生にとって本来は大喜びになるはずなのですが、その分冬休みが始まるのが遅く、短くなるというのは微妙です。
実は、毎年この時期になると、何となく留学生達が「静か」になります。たぶん帰国の日が近づき皆そのことばかりを考えているからでしょう。 今年初めて留学した人達の子の想いはひとしお。日本で待っている親御さんも一緒に日々指折り数えている光景が目に浮かびます。 「留学が嫌なんじゃない、でも日本に、自分の家に帰るのはすごく嬉しい!」こんな複雑な気持ち分かっていただけますか? 単純に白いご飯やたっぷりのお湯に浸かれるお風呂・・というのもありますが、やはり我が家のソファーにデレ~と足を投げ出してリラックスできるのは最高? こんなことが実は「幸せ」だったのだと。久しぶりに会う親はこんなに優しかった? 娘はこんなによく手伝ってくれる子だった? お互いの変化に喜ぶ場面が多々あります。
英国のクリスマスは現代でも「家族」のもの。親子、親戚が一つの家に集まって一緒に祝うのが一般的です。 最近はホテルなどでもクリスマス・ステイなるパックを売りにしていますが、多くの人達は古くからの風習である七面鳥のローストにクリスマスプディングの昼食を囲みます。英国風のロースト家庭料理は大変美味しいと思いますが、このクリスマスプディングという代物に関して聞かれるとちょっと答えに躊躇します。といいますのは、クリスマスシーズンが始まると店頭に並びだすのが、ミンツタルトというお菓子、そしてクリスマス・ケーキ。 実はこれらはみなドライフルーツ中心のほとんど同じ材料で出来ているのです! それが次々と出てくる・・というのはなかなかもって楽しむと言う観点からは辛いものがある・・と思います。
我が家はずっと英国風のクリスマスをやってきましたが、娘が留学したとたん、「お願いだから、ローストだけは勘弁して!」と言われ、その時期だけは別の料理を用意していました。 でも留学が終わり日本に住むようになると、なぜか無性に英国風のローストの料理が食べたい! 果たして、また我が家のクリスマスはローストに戻りました。 さて皆さんのご家庭のクリスマスはどうされるのかしら・・
渡邊和子
実は、毎年この時期になると、何となく留学生達が「静か」になります。たぶん帰国の日が近づき皆そのことばかりを考えているからでしょう。 今年初めて留学した人達の子の想いはひとしお。日本で待っている親御さんも一緒に日々指折り数えている光景が目に浮かびます。 「留学が嫌なんじゃない、でも日本に、自分の家に帰るのはすごく嬉しい!」こんな複雑な気持ち分かっていただけますか? 単純に白いご飯やたっぷりのお湯に浸かれるお風呂・・というのもありますが、やはり我が家のソファーにデレ~と足を投げ出してリラックスできるのは最高? こんなことが実は「幸せ」だったのだと。久しぶりに会う親はこんなに優しかった? 娘はこんなによく手伝ってくれる子だった? お互いの変化に喜ぶ場面が多々あります。
英国のクリスマスは現代でも「家族」のもの。親子、親戚が一つの家に集まって一緒に祝うのが一般的です。 最近はホテルなどでもクリスマス・ステイなるパックを売りにしていますが、多くの人達は古くからの風習である七面鳥のローストにクリスマスプディングの昼食を囲みます。英国風のロースト家庭料理は大変美味しいと思いますが、このクリスマスプディングという代物に関して聞かれるとちょっと答えに躊躇します。といいますのは、クリスマスシーズンが始まると店頭に並びだすのが、ミンツタルトというお菓子、そしてクリスマス・ケーキ。 実はこれらはみなドライフルーツ中心のほとんど同じ材料で出来ているのです! それが次々と出てくる・・というのはなかなかもって楽しむと言う観点からは辛いものがある・・と思います。
我が家はずっと英国風のクリスマスをやってきましたが、娘が留学したとたん、「お願いだから、ローストだけは勘弁して!」と言われ、その時期だけは別の料理を用意していました。 でも留学が終わり日本に住むようになると、なぜか無性に英国風のローストの料理が食べたい! 果たして、また我が家のクリスマスはローストに戻りました。 さて皆さんのご家庭のクリスマスはどうされるのかしら・・
渡邊和子
2010年11月12日
大阪行ってきました
去る11月7日に、大阪で「世界のボーディング・スクール説明会&個別面談会」を開催しました。同業のEDICM海外教育コンサルタンツ(主にアメリカ、カナダ、スイスの留学を専門に扱う)さんとのコラボです。ほんの数組ずつの参加者でしたが、担当の嵐さんと約30分ずつレクチャーを受け持ち、質疑応答も活発に行われました。普段扱わない国の説明を聞くのは新鮮で、今さらながらアメリカ文化はイギリスから伝播していったものがベースになって定着したものが多くあるということも認識しました。でも、スライドで見るボーディング・スクールは、アメリカのそれのほうが伝統を感じさせつつ明るくアカデミックなムードで、むしろイギリスのそれより魅力的に見えたりするから不思議です。もしかしたら、「イギリスは古い」と思われがちなイメージを払拭しようと、私は無意識に「モダン」な写真ばかりを選んでいて、そのためにイギリスのボーディング・スクールの伝統と格式あるイメージをお見せできていなかったのかもしれません。蔦のからまる校舎をもう一度見直してみます。
さて、この説明会の会場で設営に汗を流している時、一人の長身の男子が姿を現しました。ギャビタスの大阪出身のOBの一人です。手には菓子折りを下げ、にっこり笑顔です。今回、体験者としての参加を誘ったのですが都合が悪く、それを気にして開催前に顔を出してくれたようでした。手こずっていたプロジェクターの接続を手伝い、参加者と2、3言葉を交わして「じゃぁ」と爽やかに去って行きました。嬉しい突然の来訪者でした!彼との音信が復活したのは、7月の30周年記念パーティがきっかけです。この説明会をもって、ついに一連のギャビタス日本事務所30周年イベントは終わりました。この1年間、しんどかったけれど記念や思い出、そして復活した絆がたくさん残りました。
今は新規出発の留学生の準備も本格化し、来年のサマーコースの資料も揃い始めているところです。オフィスは相変わらずの慌ただしさですが、なんとか元気に2010年に気持ち良く別れを告げられそうです。
山岸いつみ
さて、この説明会の会場で設営に汗を流している時、一人の長身の男子が姿を現しました。ギャビタスの大阪出身のOBの一人です。手には菓子折りを下げ、にっこり笑顔です。今回、体験者としての参加を誘ったのですが都合が悪く、それを気にして開催前に顔を出してくれたようでした。手こずっていたプロジェクターの接続を手伝い、参加者と2、3言葉を交わして「じゃぁ」と爽やかに去って行きました。嬉しい突然の来訪者でした!彼との音信が復活したのは、7月の30周年記念パーティがきっかけです。この説明会をもって、ついに一連のギャビタス日本事務所30周年イベントは終わりました。この1年間、しんどかったけれど記念や思い出、そして復活した絆がたくさん残りました。
今は新規出発の留学生の準備も本格化し、来年のサマーコースの資料も揃い始めているところです。オフィスは相変わらずの慌ただしさですが、なんとか元気に2010年に気持ち良く別れを告げられそうです。
山岸いつみ
2010年10月29日
伝統の灯が消える?
日本では飲酒が法律で許可されるのは20歳です。英国ではお酒を購入することができるのは18歳になってからですが、家の外で大人と一緒に食事をしながら合法的にお酒が飲めるのは16歳からです。ボーディングスクールの6th Form(Y12、Y13)には先生の監督の下、お酒が飲める場所を提供する機会があります。大人の監視の下、お酒の飲み方を学び、お酒の上での社交を学びます。そうすれば日本の大学の新歓コンパ(もしかして死言?)で「一気飲みで急性アルコール中毒」ということもなくなるのでしょう。
英国でお酒を飲むところと言えばパブがまず頭に浮かびます。パブはPublic Houseの略称で、「公共の家」の名前が示すように、近所の人々が集う公共の場でした。階級社会の英国には、今はありませんが、労働者階級用パブリックバーと中流階級以上向けサルーンバーに分かれているところもあったようです。昔の映画で、その「上流階級向けサルーンバーでブランデーを片手に葉巻をくゆらせながら談笑する紳士達」といった図を見たことがあります。現在のパブは日本風に言うと「大衆酒場」なのでしょうが、日本の居酒屋と違って、伝統的なパブでは食事というより、おつまみはポテトチップスやピーナッツ程度で、立ったままで英国産のビールをたしなむというもの。近所の人々が集い、見知らぬ人とも友達になれる場所で、「おしゃべりとタバコの煙」のあるのが典型的なパブでした。
それが最近パブの閉店が相次いでいるらしいのです。英国ビール・パブ協会によると1990年代に約7万店あったパブが2010年現在は約5万2千店。2006年の屋内禁煙法によって、パブでも禁煙となり、最近の不況とビールのアルコール税アップがますますパブの客離れに拍車をかけているのではないかということです。もしかしたらパブで人と実際に会うより、フェイスブックやツイッターなどの仮想社会上での交流が主流になりつつあるのかもしれません。逆風にさらされてはいますが、そんな中でも知らないもの同士もすぐに仲良くなれた英国のパブと言う伝統の灯は消さないでほしいものです。
吉岡真樹
英国でお酒を飲むところと言えばパブがまず頭に浮かびます。パブはPublic Houseの略称で、「公共の家」の名前が示すように、近所の人々が集う公共の場でした。階級社会の英国には、今はありませんが、労働者階級用パブリックバーと中流階級以上向けサルーンバーに分かれているところもあったようです。昔の映画で、その「上流階級向けサルーンバーでブランデーを片手に葉巻をくゆらせながら談笑する紳士達」といった図を見たことがあります。現在のパブは日本風に言うと「大衆酒場」なのでしょうが、日本の居酒屋と違って、伝統的なパブでは食事というより、おつまみはポテトチップスやピーナッツ程度で、立ったままで英国産のビールをたしなむというもの。近所の人々が集い、見知らぬ人とも友達になれる場所で、「おしゃべりとタバコの煙」のあるのが典型的なパブでした。
それが最近パブの閉店が相次いでいるらしいのです。英国ビール・パブ協会によると1990年代に約7万店あったパブが2010年現在は約5万2千店。2006年の屋内禁煙法によって、パブでも禁煙となり、最近の不況とビールのアルコール税アップがますますパブの客離れに拍車をかけているのではないかということです。もしかしたらパブで人と実際に会うより、フェイスブックやツイッターなどの仮想社会上での交流が主流になりつつあるのかもしれません。逆風にさらされてはいますが、そんな中でも知らないもの同士もすぐに仲良くなれた英国のパブと言う伝統の灯は消さないでほしいものです。
吉岡真樹
2010年10月20日
スト談義
9月に英国に出張しました。丁度ローマ法王の来英に重なりロンドン市内は大騒ぎ、そして出張の最後に数日立ち寄ったフランスではよりによって年金制度改革のストに出会うという、こんな短い滞在期間に度々交通規制に悩まされました。
ストライキと言うものが日本の生活にほとんど影響がなくなってからかなりの年数が経った様な気がします。私の子供時代は「春闘」というと新聞を賑わし、度々学校が休校になり、大喜びしたのを覚えています。いつの頃からか、日本ではストだと報道されても「まずは実施されないもの」という観念が出来てしまっていませんか?これが外国だとしっかり行われるのです!昔、パリの空港が閉鎖になり立ち往生、陸路しか交通手段がない・・それゆえ列車も満席で乗れない・・・それも1ヶ月以上というすごいのも経験したことがありますが、今回は久々に悲惨な目に会いました。一つの都市がいきなり交通手段がすべて無くなる陸の孤島化するのですから、参ります。その時のフランス人のリアクションたるや、「仕方が無いね!」と肩をすくめるだけで終わり。途方にくれていた日本人観光客を一人助けることは出来たものの、ロンドンに戻る道のりの長かったこと。そしてどこにも文句も言えず、それによって蒙った費用の賠償はなし。やれやれ。これが日本だったら、みんなすごく怒るのだろうな・・と思うのですが、閑散として灯りが消えた空港の航空会社のカウンターに並んで相談する人達の穏やかなこと!ムカついてるのは私だけ?人種の違いもしくは国民性でしょうか。旅をすると様々な経験をします。長旅の延長である留学が多くのハプニングを生むのは当たり前ということですね。ちなみにこのストでのデモの参加者は290万人を越えたとあとで分かりました。敵わないです(笑)
ロンドン市内の地下鉄も9月にストがありました。10月にもあるそうです。これから年末にかけてよくある郵便スト・・・クリスマス時期の一番郵便の多い時に何故かするのです。 英国人もこんなこと慣れっこで、ロンドン本部からも大騒ぎのニュースなど入りません。 今年は無いことを願います。
渡邊和子
ストライキと言うものが日本の生活にほとんど影響がなくなってからかなりの年数が経った様な気がします。私の子供時代は「春闘」というと新聞を賑わし、度々学校が休校になり、大喜びしたのを覚えています。いつの頃からか、日本ではストだと報道されても「まずは実施されないもの」という観念が出来てしまっていませんか?これが外国だとしっかり行われるのです!昔、パリの空港が閉鎖になり立ち往生、陸路しか交通手段がない・・それゆえ列車も満席で乗れない・・・それも1ヶ月以上というすごいのも経験したことがありますが、今回は久々に悲惨な目に会いました。一つの都市がいきなり交通手段がすべて無くなる陸の孤島化するのですから、参ります。その時のフランス人のリアクションたるや、「仕方が無いね!」と肩をすくめるだけで終わり。途方にくれていた日本人観光客を一人助けることは出来たものの、ロンドンに戻る道のりの長かったこと。そしてどこにも文句も言えず、それによって蒙った費用の賠償はなし。やれやれ。これが日本だったら、みんなすごく怒るのだろうな・・と思うのですが、閑散として灯りが消えた空港の航空会社のカウンターに並んで相談する人達の穏やかなこと!ムカついてるのは私だけ?人種の違いもしくは国民性でしょうか。旅をすると様々な経験をします。長旅の延長である留学が多くのハプニングを生むのは当たり前ということですね。ちなみにこのストでのデモの参加者は290万人を越えたとあとで分かりました。敵わないです(笑)
ロンドン市内の地下鉄も9月にストがありました。10月にもあるそうです。これから年末にかけてよくある郵便スト・・・クリスマス時期の一番郵便の多い時に何故かするのです。 英国人もこんなこと慣れっこで、ロンドン本部からも大騒ぎのニュースなど入りません。 今年は無いことを願います。
渡邊和子
2010年10月5日
30周年記念行事もフィナーレです
5年ぶりに発行したGTT通信のスペシャル・エディションが発行されました!会員の皆様のお手元にはもう届いていると思いますが、万一漏れがあったらお手数でもご一報くださいね。作業日数は企画から始まり約半年。正直、校正段階で飽きるほど読んだので、出来あがったことへの感動は薄いものの、完了したことへの感動は測りしれず。(笑)ただ、すでに感想を寄せてくださる方々もあり(ありがとうございます)、概ねご好評いただいているようでほっとしています。
私の一番の気に入っている点は、表紙に自分の撮影した写真が採用されたということ!今年の出張の折に収めた、ある語学学校でのショットです。留学生達の後ろに写っているのは学校長夫妻と、生徒達の送迎をしているドライバーの方、ギャビタス本部スタッフ、という、日本を離れて頑張る留学生達を守り、指導してくれている「各持ち場」の代表者が偶然にも集合しているのです。学校に住んでいる犬までもが、一緒になって次の訪問先へ急ぐ私を見送ってくれているシーンです。とても温かい気分になりましたっけ。
さて、今年の30周年記念イベントのトリを飾るのが10月16日の留学セミナーです。もうひと頑張り。例年と違うことをやるわけではないのですが、「密かにパワフル」をテーマに、卒業生の精鋭達をいつもより多く集めてギャビタス留学生の層の厚さを強調してみようかな、という企画。ここに渡邊が参加して体験談を展開できればと思っています。
会員のご父兄は「留学が始まっているからセミナーは関係ない」と思われる方が多いのですが、いえいえ、逆です!留学が始まっているからこそ実感が湧く話、参考になる話も多いと思いますので、ぜひぜひふるってご参加ください。最後にご用意する紅茶(毎回好評いただいている、英国式に淹れるミルクティーです)とお菓子(今年は英国から直送のものを)をいただきながら、ご参加のご父母の皆様、スタッフ、OB、OGと気軽に懇談する時間もぜひ楽しみにいらしてください。 このお誘いは社交辞令ではなく、本気でお待ちしておりますが、ティーカップ準備の都合上、参加お申込みを事前にお願いいたします。(笑)
山岸いつみ
私の一番の気に入っている点は、表紙に自分の撮影した写真が採用されたということ!今年の出張の折に収めた、ある語学学校でのショットです。留学生達の後ろに写っているのは学校長夫妻と、生徒達の送迎をしているドライバーの方、ギャビタス本部スタッフ、という、日本を離れて頑張る留学生達を守り、指導してくれている「各持ち場」の代表者が偶然にも集合しているのです。学校に住んでいる犬までもが、一緒になって次の訪問先へ急ぐ私を見送ってくれているシーンです。とても温かい気分になりましたっけ。
さて、今年の30周年記念イベントのトリを飾るのが10月16日の留学セミナーです。もうひと頑張り。例年と違うことをやるわけではないのですが、「密かにパワフル」をテーマに、卒業生の精鋭達をいつもより多く集めてギャビタス留学生の層の厚さを強調してみようかな、という企画。ここに渡邊が参加して体験談を展開できればと思っています。
会員のご父兄は「留学が始まっているからセミナーは関係ない」と思われる方が多いのですが、いえいえ、逆です!留学が始まっているからこそ実感が湧く話、参考になる話も多いと思いますので、ぜひぜひふるってご参加ください。最後にご用意する紅茶(毎回好評いただいている、英国式に淹れるミルクティーです)とお菓子(今年は英国から直送のものを)をいただきながら、ご参加のご父母の皆様、スタッフ、OB、OGと気軽に懇談する時間もぜひ楽しみにいらしてください。 このお誘いは社交辞令ではなく、本気でお待ちしておりますが、ティーカップ準備の都合上、参加お申込みを事前にお願いいたします。(笑)
山岸いつみ
2010年10月4日
9月の嵐
日本の皆さんにとって、9月は学校や会社の一年間の中でさほど重要視する月ではないと思います。夏休みが終わった、残暑はいつまで続くのか、など夏を引きずる月ではないでしょうか。しかし、イギリスの留学生にとって、9月はとても重要な月です。学年度の始まりであり、新入生・転校生のみならず、在校生にも多々変化が起こる月です。まさに毎日が嵐です。
新しいことに戸惑い、今まで出来ていたことが急に難しくなり、一生懸命では足りず、「あれ、ちょっと待って!先週はそんなこと(言わ)なかったよね!?」と愕然し、プライドを些細なことで砕かれ、親の的確なアドバイスを「でも違うの!」と叩き落し、一時の愚痴で親をパニックに陥れてみたり、上手く行かない日は天候までをも逆恨みしてみたり・・・と毎日たくさんのことが起こり、翻弄させられます。
しかし、嵐は必ず止みます。振り返れば、「いや、結構なんとかなっちゃうもんだよ」とほっとする日がきます。その時は余裕がなくてわからなかった、先輩や同級生のありがたみを実感し、取りこぼしていたであろう楽しみを満喫できます。「恥ずかしいなんてもんじゃないの、死んじゃう!無理!」と思ったほどの間違いのおかげで、とにかくチャレンジすれば何かを得られ、今まで培ってきたことはそうそう簡単に砕け散ったりはしないことを知ります。これは私が留学していて実際に経験したことです。9月の嵐を超えると、自分がいる世界が本当に変わってゆくのです。
さて、そんなイギリスの留学生の気持ちを思い出すような日々を、この9月、ギャビタスに日本事務所・新人スタッフとなった私は再び、経験しております。「いや、結構なんとかなっちゃうもんだよ」と言える場所に辿りつけると信じ、毎日お仕事をさせてもらっています。
そんな9月がやっと終わり、10月は・・・残念、10月も嵐は続きます。慣れてきたと思う時こそ注意が必要、まだまだ出会う新しい人や出来事にどきどきする毎日です。(笑)留学生の皆さんをサポートし、ケアをすると同時に、私にとっては同志を応援することも出来るこの職場にて、皆さんのお役に立てるよう、精一杯頑張ります。
鈴木元子
新しいことに戸惑い、今まで出来ていたことが急に難しくなり、一生懸命では足りず、「あれ、ちょっと待って!先週はそんなこと(言わ)なかったよね!?」と愕然し、プライドを些細なことで砕かれ、親の的確なアドバイスを「でも違うの!」と叩き落し、一時の愚痴で親をパニックに陥れてみたり、上手く行かない日は天候までをも逆恨みしてみたり・・・と毎日たくさんのことが起こり、翻弄させられます。
しかし、嵐は必ず止みます。振り返れば、「いや、結構なんとかなっちゃうもんだよ」とほっとする日がきます。その時は余裕がなくてわからなかった、先輩や同級生のありがたみを実感し、取りこぼしていたであろう楽しみを満喫できます。「恥ずかしいなんてもんじゃないの、死んじゃう!無理!」と思ったほどの間違いのおかげで、とにかくチャレンジすれば何かを得られ、今まで培ってきたことはそうそう簡単に砕け散ったりはしないことを知ります。これは私が留学していて実際に経験したことです。9月の嵐を超えると、自分がいる世界が本当に変わってゆくのです。
さて、そんなイギリスの留学生の気持ちを思い出すような日々を、この9月、ギャビタスに日本事務所・新人スタッフとなった私は再び、経験しております。「いや、結構なんとかなっちゃうもんだよ」と言える場所に辿りつけると信じ、毎日お仕事をさせてもらっています。
そんな9月がやっと終わり、10月は・・・残念、10月も嵐は続きます。慣れてきたと思う時こそ注意が必要、まだまだ出会う新しい人や出来事にどきどきする毎日です。(笑)留学生の皆さんをサポートし、ケアをすると同時に、私にとっては同志を応援することも出来るこの職場にて、皆さんのお役に立てるよう、精一杯頑張ります。
鈴木元子
2010年9月21日
留学いろいろ
「留学」と言う言葉の幅も随分広くなったものです。海外へ行って勉強すれば「留学」ということでしょうけれど、一体何を勉強するのでしょう。大人の大学レベルや語学研修となると、行った先のコースは日本人ばかり、日本人の友達を作り、アパートで日本食を日々作って食べ、ほとんどイギリスとの接点はないのに一応イギリスに滞在。最近こんな形の留学は珍しくありません。最低でもホームステイをすれば、ある程度イギリスの生活が分かるのですが、それとて「他人の家では気を使うし・・大変~」と及び腰。これでは、イギリスの生活はおろか、本当の英語も学べません。滞英1年のある人にイギリスの何が美味しかったかと聞いたら答えは「ポテトチップス」。いやいや、イギリス人はポテトチップスとは絶対に言いません。Crispsと言えない人の英語の程度はしれています! 「楽しい」と「楽」は違います。楽しさからは多くのことを学びますが、楽して得るものはあまりないはず。
自分の国の安全な環境に暮らしながら、「国際間の比較文化」の勉強もいかがなものでしょう。まずは違う文化の水に浸かってみて初めて「えっ、そうなの?日本と全然違う!」という叫びの100個くらいを体験しなければ、比較文化など語れないと思うのですが。だれしもヌクヌク自分の城に籠もっているほうが楽ではありますが、留学までそうなってしまっては、まったく価値がない。「違う」ということを経験することこそ、「皆と同じが安心」の日本人にはとても大切です。日本は日常の物事がほとんどスムースに運ぶ国なので、それを当たり前と思ってしまいますが、外国に出ると、笑っちゃうほど問題が起きます。絶え間ないチャレンジ、ちょっとした障害物競走ですね。エイリアンにでもなったつもりで挑戦しているうちに「私って結構できるヤツ!」と自信がつくこと請け合いです!
短期のサマーコースに行く子供達にも私は、「英語の勉強よりも、<空気><時間の経ち方><周りの人々の行動>といった違いをしっかり感じてくるように」とのアドバイスをします。 またまた辛口のコメントになってしまいましたね!
渡邊和子
自分の国の安全な環境に暮らしながら、「国際間の比較文化」の勉強もいかがなものでしょう。まずは違う文化の水に浸かってみて初めて「えっ、そうなの?日本と全然違う!」という叫びの100個くらいを体験しなければ、比較文化など語れないと思うのですが。だれしもヌクヌク自分の城に籠もっているほうが楽ではありますが、留学までそうなってしまっては、まったく価値がない。「違う」ということを経験することこそ、「皆と同じが安心」の日本人にはとても大切です。日本は日常の物事がほとんどスムースに運ぶ国なので、それを当たり前と思ってしまいますが、外国に出ると、笑っちゃうほど問題が起きます。絶え間ないチャレンジ、ちょっとした障害物競走ですね。エイリアンにでもなったつもりで挑戦しているうちに「私って結構できるヤツ!」と自信がつくこと請け合いです!
短期のサマーコースに行く子供達にも私は、「英語の勉強よりも、<空気><時間の経ち方><周りの人々の行動>といった違いをしっかり感じてくるように」とのアドバイスをします。 またまた辛口のコメントになってしまいましたね!
渡邊和子
2010年9月10日
17回目のチャレンジ~ 留学セミナー
10月16日(土)に開催する「小中高校生のためのイギリス留学セミナー」の準備が徐々に本格的になってきました。実はこの日程は毎年その年のセミナーが終わった直後に日程が決まります。「開催は使命」と思っているから、やらない、お休みする、という検討はまったくせずに、機械的に時間と場所決めをしてしまうのです。
このセミナーは去る1994年の11月にブリティッシュ・カウンシルさんと共催で初めたのが発端です。この記念すべき第一回目は東京と大阪の2か所で開催。しかも当時としてはかなりの伝統校を含む11校のボーディング・スクールの校長やマーケティング(当時は肩書きは‘留学生担当事務長’)担当者総勢14名の、ちょっとしたVIP集団を招聘してのイベントに、企画する私たちも自然と力が入りました。セミナーに合わせ入試面接も実施。その他にも、京都観光から日本の学校の見学、各校の卒業生や在校生の父母を集めての親睦パーティ、、、と、思いつく行事はすべて織り込み、さらに全行程全食事付き、という「超」至れり尽くせりツアーは最後まで息の抜けないハードなものでした。セミナーは来場者のニーズに合っているのか、手配は万全か・・・。大阪に到着する一行を出迎える前夜は緊張で渡邊も私もほとんど眠れないほどでした。いまだにこの1994年のセミナーを超える規模と密度のイベントは開いておらず、日本事務所の金字塔のごとく、当時の手配資料は完全な状態で保存され、折に触れ若いスタッフに語り継がれています。
あれから17回目を数える本年。4年前からは単独で主催、内容もトレンドに合わせてより自由な発想で企画をするようになりました。ただし、開催の目的は16年前と変わらず「一人でも多くの人にイギリスの教育のよさを伝える」ことで、スタッフの意気も相変わらずです。変わったとすれば、それは参加者側の皆さんの姿勢でしょうか。当時は今よりずっと情報が少ない時代。会場は「すべてを聞き漏らさずに理解して帰ろう」という来場者からの張り詰めた空気で満ちていました。最近は「数々ある情報の一つとして参考にしてみよう」といった気軽な目的で足を運ばれる方が多いようです。「何かが違うぞ、ギャビタス」と印象づけるべく、今年も私たちの飽くなき挑戦は続きます。ご期待ください。
山岸いつみ
このセミナーは去る1994年の11月にブリティッシュ・カウンシルさんと共催で初めたのが発端です。この記念すべき第一回目は東京と大阪の2か所で開催。しかも当時としてはかなりの伝統校を含む11校のボーディング・スクールの校長やマーケティング(当時は肩書きは‘留学生担当事務長’)担当者総勢14名の、ちょっとしたVIP集団を招聘してのイベントに、企画する私たちも自然と力が入りました。セミナーに合わせ入試面接も実施。その他にも、京都観光から日本の学校の見学、各校の卒業生や在校生の父母を集めての親睦パーティ、、、と、思いつく行事はすべて織り込み、さらに全行程全食事付き、という「超」至れり尽くせりツアーは最後まで息の抜けないハードなものでした。セミナーは来場者のニーズに合っているのか、手配は万全か・・・。大阪に到着する一行を出迎える前夜は緊張で渡邊も私もほとんど眠れないほどでした。いまだにこの1994年のセミナーを超える規模と密度のイベントは開いておらず、日本事務所の金字塔のごとく、当時の手配資料は完全な状態で保存され、折に触れ若いスタッフに語り継がれています。
あれから17回目を数える本年。4年前からは単独で主催、内容もトレンドに合わせてより自由な発想で企画をするようになりました。ただし、開催の目的は16年前と変わらず「一人でも多くの人にイギリスの教育のよさを伝える」ことで、スタッフの意気も相変わらずです。変わったとすれば、それは参加者側の皆さんの姿勢でしょうか。当時は今よりずっと情報が少ない時代。会場は「すべてを聞き漏らさずに理解して帰ろう」という来場者からの張り詰めた空気で満ちていました。最近は「数々ある情報の一つとして参考にしてみよう」といった気軽な目的で足を運ばれる方が多いようです。「何かが違うぞ、ギャビタス」と印象づけるべく、今年も私たちの飽くなき挑戦は続きます。ご期待ください。
山岸いつみ
2010年8月30日
自転車に乗って
ボーディングスクールから「自転車持ち込み」をしたいかどうかを問う手紙が来ることがあります。学校の敷地が広いので、自転車で学校内を移動したい生徒もいるということなのでしょう。緑あふれる学校内で風を切って自転車に乗るというのは想像しただけでうっとりします。
でも都市部ではどうでしょうか。10年ほど前のロンドンで、友人が2年後にオリンピックの中心となるイーストロンドンからロンドン中心部に自転車通勤を始めるというので、「へー命がけだね、生命保険かけたの?」などと笑っていました。あまり広いとは言えず、交通量の多いロンドンの道で、あの2階建てバスの横をすり抜けて行くには、ママチャリなどは全く適しません。高価なマウンテンバイクが必要となってくるのですが、今度は多発する盗難がまた問題です。道路標識やガードレールに太いチェーンでまきつけても、そのチェーンを切られて盗難にあってしまうのです。盗難防衛策として、自分の自転車の車輪を1つはずして持ち歩いている光景もロンドンで見かけたことがあるほどです。
その解決策!とばかりにロンドン交通局がこの2010年になんとレンタルサイクルを始めたというから驚きました。これは「Barclays Cycle Hire」と呼ばれ、Barclays 銀行は(1ポンド1400円で計算すると)350億円もの出資をしているそうです。14歳以上の英国居住者ならインターネットで会員になることができ、レンタル期間は1年、1週間、24時間を選べるそうです。現在すでに5万人以上の会員がいるとかで、費用は1年で£45、ロンドン内330箇所のステーションで借りたり戻したり出来るのだそうです。つまり家の近くのAステーションで借りて、職場近くのBステーションで返せば良いのです。仕事の帰りに飲みに行ったら、自転車の心配をせず、タクシーで帰ってくれば良し。これなら盗難の心配も減るし、すごく便利なように感じますが、やはり心配は道路上での安全性です。自転車専用道路は増設されたのでしょうか。ニュースでは2階建てバスの運転手に「自転車はこう動く」と教えていました。だいたいあの大きいバスから自転車が見えるのか、とても不安ではありますが、写真を取るとしたら、あのバスと並んで走ることができるのは魅力的かもしれません。もうすぐ英国居住者以外でもスポットで借りられる制度が出来るそうです。次回渡英の際は自転車に乗ってロンドンの街を颯爽と走ってみまるのもよさそうですね。
吉岡真樹
でも都市部ではどうでしょうか。10年ほど前のロンドンで、友人が2年後にオリンピックの中心となるイーストロンドンからロンドン中心部に自転車通勤を始めるというので、「へー命がけだね、生命保険かけたの?」などと笑っていました。あまり広いとは言えず、交通量の多いロンドンの道で、あの2階建てバスの横をすり抜けて行くには、ママチャリなどは全く適しません。高価なマウンテンバイクが必要となってくるのですが、今度は多発する盗難がまた問題です。道路標識やガードレールに太いチェーンでまきつけても、そのチェーンを切られて盗難にあってしまうのです。盗難防衛策として、自分の自転車の車輪を1つはずして持ち歩いている光景もロンドンで見かけたことがあるほどです。
その解決策!とばかりにロンドン交通局がこの2010年になんとレンタルサイクルを始めたというから驚きました。これは「Barclays Cycle Hire」と呼ばれ、Barclays 銀行は(1ポンド1400円で計算すると)350億円もの出資をしているそうです。14歳以上の英国居住者ならインターネットで会員になることができ、レンタル期間は1年、1週間、24時間を選べるそうです。現在すでに5万人以上の会員がいるとかで、費用は1年で£45、ロンドン内330箇所のステーションで借りたり戻したり出来るのだそうです。つまり家の近くのAステーションで借りて、職場近くのBステーションで返せば良いのです。仕事の帰りに飲みに行ったら、自転車の心配をせず、タクシーで帰ってくれば良し。これなら盗難の心配も減るし、すごく便利なように感じますが、やはり心配は道路上での安全性です。自転車専用道路は増設されたのでしょうか。ニュースでは2階建てバスの運転手に「自転車はこう動く」と教えていました。だいたいあの大きいバスから自転車が見えるのか、とても不安ではありますが、写真を取るとしたら、あのバスと並んで走ることができるのは魅力的かもしれません。もうすぐ英国居住者以外でもスポットで借りられる制度が出来るそうです。次回渡英の際は自転車に乗ってロンドンの街を颯爽と走ってみまるのもよさそうですね。
吉岡真樹
2010年8月20日
‘素敵’
私達の仕事の醍醐味は?と聞かれたら、迷わず「一人の人間の成長を見守ることが出来、それを親や本人と一緒に喜べる」と答えます。学校の先生も同様だと思いますが、イギリス長期留学という大きな人生のステップを経た成長の効果たるや、簡単には語れないほど「ものすごく」仕事を超えた満足感があります。
30周年記念同窓会には懐かしいOB、OGそしてその父、母、祖母の顔が並びました。子連れ、伴侶を連れてきてくれた元留学生も。嬉しかった、嬉しかった、嬉しかったの連続。その中でも飛びっきりのエピソードを2つ。
留学当時に私と散々火花を散らした子は2児の母。現役の医者として活躍しながらも日本だけでなく海外でその力を発揮したいと意欲的。母親らしい姿が加わったものの、彼女の「勢い」は当時とまったく変わっていません。日々を有意義に過ごすことと、未知への挑戦は共存する・・そこからは「勝間的」な激しさではなく、もっとゆったりとした自分の人生を大切に生きているという爽やかなイギリス的とも言える空気を感じました。素敵。
小卒で行った留学中、勉強よりもたえず小遣いを稼ぐことに全力を傾けていた根っからの大阪っ子も今は素敵な奥様を得て、2児の父。財テクが趣味と実益を兼ねているというのは全然変わらないけれど、彼がこんなに教育パパだったとは意外。留学時代には気がつかなかったものの、どうやら自分の親にしてもらった教育の大切さが分かる年代になったのではないかと。明け方に終わった2次会の後、帰る私をタクシーが来るまで一緒に待ち、荷物を持ち、ドアを開けてくれた彼は、どっからどう見ても「関西のおっさん」(ゴメン!)なのに、まさにパブリックスクールボーイを絵に描いたようなスマートな振る舞い、それもすごく自然体。それに本当に優しい!やられました、泣かされました。これこそ昔とった杵柄なのでしょうか。奥様がほれ込んだのも無理はありません。素敵。
感激にどっぷり浸っているうちに夏休みも終わろうとしています。9月に初めてBoarding Schoolに入る子達にとってはここからが本番。この子達が大人になった時を楽しみに私達も新学期です。
渡邊和子
30周年記念同窓会には懐かしいOB、OGそしてその父、母、祖母の顔が並びました。子連れ、伴侶を連れてきてくれた元留学生も。嬉しかった、嬉しかった、嬉しかったの連続。その中でも飛びっきりのエピソードを2つ。
留学当時に私と散々火花を散らした子は2児の母。現役の医者として活躍しながらも日本だけでなく海外でその力を発揮したいと意欲的。母親らしい姿が加わったものの、彼女の「勢い」は当時とまったく変わっていません。日々を有意義に過ごすことと、未知への挑戦は共存する・・そこからは「勝間的」な激しさではなく、もっとゆったりとした自分の人生を大切に生きているという爽やかなイギリス的とも言える空気を感じました。素敵。
小卒で行った留学中、勉強よりもたえず小遣いを稼ぐことに全力を傾けていた根っからの大阪っ子も今は素敵な奥様を得て、2児の父。財テクが趣味と実益を兼ねているというのは全然変わらないけれど、彼がこんなに教育パパだったとは意外。留学時代には気がつかなかったものの、どうやら自分の親にしてもらった教育の大切さが分かる年代になったのではないかと。明け方に終わった2次会の後、帰る私をタクシーが来るまで一緒に待ち、荷物を持ち、ドアを開けてくれた彼は、どっからどう見ても「関西のおっさん」(ゴメン!)なのに、まさにパブリックスクールボーイを絵に描いたようなスマートな振る舞い、それもすごく自然体。それに本当に優しい!やられました、泣かされました。これこそ昔とった杵柄なのでしょうか。奥様がほれ込んだのも無理はありません。素敵。
感激にどっぷり浸っているうちに夏休みも終わろうとしています。9月に初めてBoarding Schoolに入る子達にとってはここからが本番。この子達が大人になった時を楽しみに私達も新学期です。
渡邊和子
2010年8月10日
ありがとうしか言えない
ギャビタス日本事務所30周年記念パーティが7月24日(土)に盛況のうちに終わりました。終わっての感想を一言で言うと、「みなさん、本当にありがとう!」。当日のレポートや写真、メインスピーカーの方々のご紹介や感想は秋に発行するGTT通信 30周年記念号でご覧いただくとして、ここではホテルのコテージで開いた2次会について少し書きます。
華々しい1次会に続き任意参加で催した2次会は、「床に直接座るので軽装で来てほしい持ち寄りパーティ」。ギャビタス日本事務所始まって以来のかなり「くだけた」、「ドメスティックな」イベントです。洗練された生活をされているセレブなギャビタスのご父母や卒業生たちに、こんなど庶民的なパーティがどれほど受け入れられるのか?? しかし、いざ募集してみると、とても盛況で定員オーバー。いつものギャビタスの会ではエレガントなスーツやお着物姿しか拝見しない方々が、Tシャツにジーンズという軽装で車座になって語り合う光景はかなり新鮮!心配した持ち寄りもワインやお酒がガンガン集まり、‘乾き物’のおつまみから、昔懐かしい駄菓子や京都の高級和菓子まで、実に多彩。狭い床に広げたシートに皆さんのお気持ちが山ほど積まれました。意外に庶民的な品々が微笑ましかったりもしました。(笑) 2次会でやっと親密にいろんな話が出来て楽しかったと、多くの方々から好意的な感想をいただきました。何でもやってみるものですね。みなさんご参加ありがとうございました。
1次会のコンペのスポンサーであるゲストで参加してくださった三澤さんは、私たちが上手にお引き留めできなかったせいもありますが遠慮なさって2次会にご参加いただけず、残念な思いでいっぱいでした。次代を担う若者を身内、他人とかかわらず昔からハートのある’お母ちゃん’っぷりで面倒を見てきた三澤さん。2次会では楽しいトークを心待ちにしていたのに、実に残念。でも、姿はなくても強烈な印象を残してくださいました。去り際に置いて行かれた差し入れの分量を見て私はのけぞりました・・・東京ディズニーランドのお土産袋(肩掛けになっていて特大ミッキーが5体くらい入りそうなヤツってわかりますか?)くらいもあるバッグにごっそり入ったマカロンやスナック・・・ OBの一人が枕ほどあるスナック菓子の1袋を嬉しそうに抱きかかえて自分たちの宴会場に持って行きましたっけ。そういえば、豪快さも三澤さんの魅力の一つでした。
いろんな感動をいただいた一日でした。まだまだこの感動の余韻は続いています。
山岸いつみ
華々しい1次会に続き任意参加で催した2次会は、「床に直接座るので軽装で来てほしい持ち寄りパーティ」。ギャビタス日本事務所始まって以来のかなり「くだけた」、「ドメスティックな」イベントです。洗練された生活をされているセレブなギャビタスのご父母や卒業生たちに、こんなど庶民的なパーティがどれほど受け入れられるのか?? しかし、いざ募集してみると、とても盛況で定員オーバー。いつものギャビタスの会ではエレガントなスーツやお着物姿しか拝見しない方々が、Tシャツにジーンズという軽装で車座になって語り合う光景はかなり新鮮!心配した持ち寄りもワインやお酒がガンガン集まり、‘乾き物’のおつまみから、昔懐かしい駄菓子や京都の高級和菓子まで、実に多彩。狭い床に広げたシートに皆さんのお気持ちが山ほど積まれました。意外に庶民的な品々が微笑ましかったりもしました。(笑) 2次会でやっと親密にいろんな話が出来て楽しかったと、多くの方々から好意的な感想をいただきました。何でもやってみるものですね。みなさんご参加ありがとうございました。
1次会のコンペのスポンサーであるゲストで参加してくださった三澤さんは、私たちが上手にお引き留めできなかったせいもありますが遠慮なさって2次会にご参加いただけず、残念な思いでいっぱいでした。次代を担う若者を身内、他人とかかわらず昔からハートのある’お母ちゃん’っぷりで面倒を見てきた三澤さん。2次会では楽しいトークを心待ちにしていたのに、実に残念。でも、姿はなくても強烈な印象を残してくださいました。去り際に置いて行かれた差し入れの分量を見て私はのけぞりました・・・東京ディズニーランドのお土産袋(肩掛けになっていて特大ミッキーが5体くらい入りそうなヤツってわかりますか?)くらいもあるバッグにごっそり入ったマカロンやスナック・・・ OBの一人が枕ほどあるスナック菓子の1袋を嬉しそうに抱きかかえて自分たちの宴会場に持って行きましたっけ。そういえば、豪快さも三澤さんの魅力の一つでした。
いろんな感動をいただいた一日でした。まだまだこの感動の余韻は続いています。
山岸いつみ
2010年7月30日
ビザって難しい
来学期でビザが切れる留学生はこの夏休みに日本でビザ延長申請をしています。申請している方は感じでいらっしゃることでしょう。以前に比べてビザを取得することが難しいということを。ビザがイギリスの空港で発行されていた時代が懐かしい。。。今は、日本で申請の場合、英国大使館管轄の業者(ビザセンター)での申請後、マニラの英国大使館が発行しています。(今回はイギリスでの申請についてはあえてふれません)
その申請の複雑さは、約60ページにわたる「ビザ申請ガイダンス」からも見てとれます。一見すべてが書かれているように思えるのですが、実際は解読が難解。公が発する書類はどこの国でもまったく不親切きわまりない!といったところでしょうか。
こんなことがありました。今年の夏に日本で申請をする留学生の学校が「ビザの延長申請はイギリスでやるものだから、学校から提供するビザ申請用データは10月に留学生のビザが切れる前に出せば良い」と言うのです。簡単に説明をすると、延長申請をどこで(日本またはイギリス)するかは、今現在どのタイプのビザを持っているかによって変わります。ちなみにこの留学生は日本でしか申請できないビザタイプです。このことはガイダンスに何となくは書かれていますが、イギリス人でさえ、はっきりとこの読み取りができないような書き方なのです。
ガイダンスを読み込み、再三ビザセンターに問い合わせてみても、その回答のほとんどは「われわれは審査官ではないので、わからない。自己判断でやりなさい」と大変不親切な応対。それでも最近、ビザセンターは以前よりは少しは回答をくれるようになりました。この答えになっていない答えにクレームがずいぶんと入ったのかもしれません。さらに、昨年、新しいビザシステムが発表されたころは3週間かかっていた申請時間が繁忙期にもかかわらずこの夏は1週間~10日で申請が完了。今のところ、何も問題なく審査完了しています。審査がゆるくなったのか、審査官が審査に慣れてきたのか、理由はわかりませんが、ビザシステムがはっきり構築されていないことに苛立つ毎日です。
・・・と書いてみたものの、何十年もの間、想像を絶するアバウトさでビザを処理していた国が急に一貫した綿密なシステムを作れるなんて、期待するほうが愚かなのも??? 「イギリスのビザは簡単に取れる」、と言える日が再び来ることを気長に待つ覚悟を固めつつあるこの頃でもあります。
長谷明子
その申請の複雑さは、約60ページにわたる「ビザ申請ガイダンス」からも見てとれます。一見すべてが書かれているように思えるのですが、実際は解読が難解。公が発する書類はどこの国でもまったく不親切きわまりない!といったところでしょうか。
こんなことがありました。今年の夏に日本で申請をする留学生の学校が「ビザの延長申請はイギリスでやるものだから、学校から提供するビザ申請用データは10月に留学生のビザが切れる前に出せば良い」と言うのです。簡単に説明をすると、延長申請をどこで(日本またはイギリス)するかは、今現在どのタイプのビザを持っているかによって変わります。ちなみにこの留学生は日本でしか申請できないビザタイプです。このことはガイダンスに何となくは書かれていますが、イギリス人でさえ、はっきりとこの読み取りができないような書き方なのです。
ガイダンスを読み込み、再三ビザセンターに問い合わせてみても、その回答のほとんどは「われわれは審査官ではないので、わからない。自己判断でやりなさい」と大変不親切な応対。それでも最近、ビザセンターは以前よりは少しは回答をくれるようになりました。この答えになっていない答えにクレームがずいぶんと入ったのかもしれません。さらに、昨年、新しいビザシステムが発表されたころは3週間かかっていた申請時間が繁忙期にもかかわらずこの夏は1週間~10日で申請が完了。今のところ、何も問題なく審査完了しています。審査がゆるくなったのか、審査官が審査に慣れてきたのか、理由はわかりませんが、ビザシステムがはっきり構築されていないことに苛立つ毎日です。
・・・と書いてみたものの、何十年もの間、想像を絶するアバウトさでビザを処理していた国が急に一貫した綿密なシステムを作れるなんて、期待するほうが愚かなのも??? 「イギリスのビザは簡単に取れる」、と言える日が再び来ることを気長に待つ覚悟を固めつつあるこの頃でもあります。
長谷明子
2010年7月27日
大人の国、英国
今、日本事務所では30周年記念パーティーの準備で大忙しです。そのせいか30年程前のことを思い出してしまいました。(忙しすぎてタイムリーにブログをアップするのを忘れてしまいました!)
英語もよくわからないのに外国のロックばかり聴いていた10代の私。パンクロックが英国で流行していた70年代の終わりごろのある日ふと、「パンクの曲なのに“女王陛下万歳(God Save the Queen)”ってどういうことだろう」という疑問がわきました。何しろ“God Save the Queen”といえば英国国歌と同じ題名です。それに最近ではあまり見かけませんが、1978、9年のパンクといえば、ミュージシャンとは言いながら楽器もろくに演奏できず、汚い服を着、髪の毛を逆立て、顔に安全ピンを刺し、しょっちゅう問題を起こす反体制の象徴でした。そんな音楽なのに、どうして“女王陛下万歳”なのかと歌詞をよく見てびっくり。「女王陛下万歳。ファシスト体制。英国には未来はない。」あまりにもストレートな国家体制批判の歌でした。「こんな反体制的、女王批判の歌を発売できる英国って懐が深い。」というのが30年あまり前に、初めて私が“英国ってすごい”を認識した瞬間でした。もちろん“懐の深い”英国でも、そんな曲の発売には紆余曲折があったようですが、日本では体制批判の曲の発売もヒットもまず考えられません。
その後、この伝説のパンクバンド、Sex Pistolsを売り出した陰の仕掛け人達がいることを知りました。一人はのちに音楽プロデューサーとして多くパンク、ニューウエーブバンドを世に出し、ヒットさせ今年肺気腫で世を去ったマルコム・マクラーレン、そしてもう一人は英国ファッション大御所デザイナーとしていまだに君臨するビビアン・ウエストウッド。彼女はファッション界への貢献が多大であったとして2006年に大英帝国勲章Dameの称号を授与されています。反逆のファッションデザイナーを、貴族に昇格させる英国には30年たっても大人の余裕を感じます。
吉岡真樹
英語もよくわからないのに外国のロックばかり聴いていた10代の私。パンクロックが英国で流行していた70年代の終わりごろのある日ふと、「パンクの曲なのに“女王陛下万歳(God Save the Queen)”ってどういうことだろう」という疑問がわきました。何しろ“God Save the Queen”といえば英国国歌と同じ題名です。それに最近ではあまり見かけませんが、1978、9年のパンクといえば、ミュージシャンとは言いながら楽器もろくに演奏できず、汚い服を着、髪の毛を逆立て、顔に安全ピンを刺し、しょっちゅう問題を起こす反体制の象徴でした。そんな音楽なのに、どうして“女王陛下万歳”なのかと歌詞をよく見てびっくり。「女王陛下万歳。ファシスト体制。英国には未来はない。」あまりにもストレートな国家体制批判の歌でした。「こんな反体制的、女王批判の歌を発売できる英国って懐が深い。」というのが30年あまり前に、初めて私が“英国ってすごい”を認識した瞬間でした。もちろん“懐の深い”英国でも、そんな曲の発売には紆余曲折があったようですが、日本では体制批判の曲の発売もヒットもまず考えられません。
その後、この伝説のパンクバンド、Sex Pistolsを売り出した陰の仕掛け人達がいることを知りました。一人はのちに音楽プロデューサーとして多くパンク、ニューウエーブバンドを世に出し、ヒットさせ今年肺気腫で世を去ったマルコム・マクラーレン、そしてもう一人は英国ファッション大御所デザイナーとしていまだに君臨するビビアン・ウエストウッド。彼女はファッション界への貢献が多大であったとして2006年に大英帝国勲章Dameの称号を授与されています。反逆のファッションデザイナーを、貴族に昇格させる英国には30年たっても大人の余裕を感じます。
吉岡真樹
2010年7月9日
情報が怖い
携帯電話やインターネットがない時って一体どうしていたのだろう?とまだ四半世紀も経っていないのに思い出せないくらい私達の暮らしに根付いてしまっています。この動きは今のところ止まる気配はまったくなく、Twitterだなんだとどんどん増加していますが、果たしてどれが本物なのか、何が偽情報なのか、判別するのがこれまたどんどん難解になっていますね。 インターネットにかかわらず、特にこのスピーディな現代にどこまでが古い情報かを見極める基準がないと言えばないですから、情報の量は多いだけに、扱いを間違えるととんだことに成りかねません。そして、情報というものは一旦入り込むと、次にアップデートしない限りそのまま脳裏に残るのでやっかいです。
日々お客様と話していると、「えっ、いつの話?」と思うことが多々あります。どこかで耳にした情報が古くなっているのを知らずに信じてしまっている。 私達は英国という一つの国の留学しか扱っていませんが、それでも内容は常に変化し、最新の情報を得るのに膨大な時間をかけています。 情報の種類にもよりますが、10年前に留学した方の話がどれだけ参考になるかは、かなり難しい。例を挙げれば切がありません。 留学後の進学の話だけでも「英国の高校を終了しても大検を受けなければならない」「帰国子女の受験は大変難関である」「日本の大学を出ないと、日本での就職は厳しい」など、10年いや20年前くらいの話です!今はどれも正しくありません。 これだけインターネットが普及すると、都会と地方との情報の温度差も少なくなっていると思うのですが、こちらもまだまだかなりあります。 スタッフとの雑談で、「この年齢だと何を知っているはず」、「これは常識」という話をよくします。また一人一人が得た情報の交換も。 こうやって常にコミュニケーションを取ってないと、気がつかないうちに古いまたは偏った情報に頼っていたことに気がつかないからです。やれやれ、便利かつ大変な時代になりました。
ギャビタスの会を毎年開いていますが今年で16年目。 皆さんに色々な方々とコミュニケーションを取っていただきたいから。 今年は30周年記念の会で古い元留学生達も集まり、留学の昔と今の交流が興味深いものになりそうで、楽しみにしています。「えっ、今留学ってそうなっちゃったの?」という声が今から聞こえそうです!
渡邊和子
日々お客様と話していると、「えっ、いつの話?」と思うことが多々あります。どこかで耳にした情報が古くなっているのを知らずに信じてしまっている。 私達は英国という一つの国の留学しか扱っていませんが、それでも内容は常に変化し、最新の情報を得るのに膨大な時間をかけています。 情報の種類にもよりますが、10年前に留学した方の話がどれだけ参考になるかは、かなり難しい。例を挙げれば切がありません。 留学後の進学の話だけでも「英国の高校を終了しても大検を受けなければならない」「帰国子女の受験は大変難関である」「日本の大学を出ないと、日本での就職は厳しい」など、10年いや20年前くらいの話です!今はどれも正しくありません。 これだけインターネットが普及すると、都会と地方との情報の温度差も少なくなっていると思うのですが、こちらもまだまだかなりあります。 スタッフとの雑談で、「この年齢だと何を知っているはず」、「これは常識」という話をよくします。また一人一人が得た情報の交換も。 こうやって常にコミュニケーションを取ってないと、気がつかないうちに古いまたは偏った情報に頼っていたことに気がつかないからです。やれやれ、便利かつ大変な時代になりました。
ギャビタスの会を毎年開いていますが今年で16年目。 皆さんに色々な方々とコミュニケーションを取っていただきたいから。 今年は30周年記念の会で古い元留学生達も集まり、留学の昔と今の交流が興味深いものになりそうで、楽しみにしています。「えっ、今留学ってそうなっちゃったの?」という声が今から聞こえそうです!
渡邊和子
2010年6月25日
列車の旅の不可欠
前回に続いて書かせていただきます。今回の出張はごく短い訪問だったのですが、欲張ってスケジュールを立てたばかりに無理矢理な移動プランも。移動距離が長い時は、車中で訪問先のレポートをまとめるためパソコンは必携。ただ、この日は起点駅からの小1時間は満員電車のデッキで立ちん棒。疲れた上に無駄な時間を過ごしたところなので、ロンドンのPaddington駅からWestburyへ向かう小1時間は意地でも座ってパソコンに向かいたかったのです。しかし、ちょうど夕方のラッシュとその前の電車の運休で車内はかなり混雑。ついてない!
空席を探しながら進行方向へ歩くうち、ファーストクラスの車両まで行きついてしまいました。日本でいうグリーン車です。もちろん私の旅費はファーストに乗る前提で予算を立ててはいないのですが、結局、安息とパソコンを打つチャンスを求め、えいやっとファーストに乗り込みました。まぁ、自腹を切ってもたいした額じゃぁないはずです。そして、さすがはファースト。すべての座席にテーブルがあり(しかもきれいに拭いてある!)、各テーブルの脇にはコンセントの差し込み口。さっそく英国式三つ又のガッチリしたコンセントを差し込み、キーボードをたったった・・・ まもなく車内販売のワゴンが来ました。驚いたことにソフトドリンクやスナックはすべてサービス。ちなみに、隣の4人掛け席の大きなテーブルを専有している紳士はビールが有料とわかると「いらない」と、コーヒーとクリスプスをもらっていました。私は実は体調がいまひとつで、自前のペットボトルの水を飲むために使い捨てコップをもらい、万一あとで具合がよくなったら食べるつもりの米とレンズ豆のサラダのために、「スプーンとフォークなんてないでよよねぇ?」とダメ元で尋ねました。すると、2人のティーレイディうちの1人が、どこかからスプーン、ナイフ、フォークに紙ナプキンのセットを探して運んで来てくれたのです。わー、日本の新幹線(の普通車)みたい!ちょっと感動しちゃいました。
さて、その次に来るは、もちろん検札の車掌さん。自ら‘エコノミー’切符を見せて差額を支払うと伝えました。「ちょっと待って」と言われてからその車掌が首から下げた弁当箱のような機械と静かに格闘すること数分。挙句に小声で「これは結構です、忘れましょう」と。どうもこの機械が不調で精算ができなかったようなんですね。おりしも、夕方のピーク時の乗車で閑散時間帯との運賃の差はおよそ2倍。ファーストクラス並みの値段ではありましたが、得したことに間違いはありません。あの車掌さん、後で思い返したら笑顔で小さくウィンクしていましたっけ。ちょっと英国が好きになる瞬間です。
山岸いつみ
空席を探しながら進行方向へ歩くうち、ファーストクラスの車両まで行きついてしまいました。日本でいうグリーン車です。もちろん私の旅費はファーストに乗る前提で予算を立ててはいないのですが、結局、安息とパソコンを打つチャンスを求め、えいやっとファーストに乗り込みました。まぁ、自腹を切ってもたいした額じゃぁないはずです。そして、さすがはファースト。すべての座席にテーブルがあり(しかもきれいに拭いてある!)、各テーブルの脇にはコンセントの差し込み口。さっそく英国式三つ又のガッチリしたコンセントを差し込み、キーボードをたったった・・・ まもなく車内販売のワゴンが来ました。驚いたことにソフトドリンクやスナックはすべてサービス。ちなみに、隣の4人掛け席の大きなテーブルを専有している紳士はビールが有料とわかると「いらない」と、コーヒーとクリスプスをもらっていました。私は実は体調がいまひとつで、自前のペットボトルの水を飲むために使い捨てコップをもらい、万一あとで具合がよくなったら食べるつもりの米とレンズ豆のサラダのために、「スプーンとフォークなんてないでよよねぇ?」とダメ元で尋ねました。すると、2人のティーレイディうちの1人が、どこかからスプーン、ナイフ、フォークに紙ナプキンのセットを探して運んで来てくれたのです。わー、日本の新幹線(の普通車)みたい!ちょっと感動しちゃいました。
さて、その次に来るは、もちろん検札の車掌さん。自ら‘エコノミー’切符を見せて差額を支払うと伝えました。「ちょっと待って」と言われてからその車掌が首から下げた弁当箱のような機械と静かに格闘すること数分。挙句に小声で「これは結構です、忘れましょう」と。どうもこの機械が不調で精算ができなかったようなんですね。おりしも、夕方のピーク時の乗車で閑散時間帯との運賃の差はおよそ2倍。ファーストクラス並みの値段ではありましたが、得したことに間違いはありません。あの車掌さん、後で思い返したら笑顔で小さくウィンクしていましたっけ。ちょっと英国が好きになる瞬間です。
山岸いつみ
2010年6月16日
サッカーのことはよく知りませんが
ワールドカップ2010が開催中です。正直、出張中に開幕したことをぼんやーりとしかわかっていなかったほど疎い私ですが、タクシーに乗る度にこのサッカーの話題が飛び出し、実況さながらの報告を聞かされましたっけ。先の国際試合で日本がイングランドと戦った時のオウン・ゴールについても、ある日に出会ったドライバーさんが嬉々として教えてくれました。きっと、私が日本人とわかった瞬間に、この話題を伏せておくなんて出来なかったんでしょうね。まぁ、かまやしません。
さて、今回、ヒースローに降り立ってからやたら目についたイングランド国旗。白地に赤い十字のあれ、ですね。まず乗用車が翻していることが多いです。そして民家の窓。そしてMarks & Spencerのサンドイッチにまでも! ~バーガーバンズのようなミニの丸型白パンの上面が、ケチャップで十字を引いたように模様を入れて焼き上げてあります。サッカーボールの絵柄と「ふれーふれーイングランドぉっ」(注: 正しい文言は記憶にありません)のようなエール全開なパッケージ。サッカーネタの話題も多く聞かれました。ある晩に再会したギャビタスOGが、「イングランドチームのオフィシャルTシャツは40ポンドもする!」と、不当に高いと言わんばかりな様子。また、滞在中に訪ねた女子校の寮長先生は、「4時からの試合を見るためにメキシコ人の生徒に寮でTVを観る許可を出したの。」と明るくおっしゃっていました。固そうに見えていいところある!4年前も8年前もこのように特別許可をもらって日本の試合を生で観た留学生たちは多かったですよね。授業がそのまま試合観戦になってしまったなんていうのも聞いたことがあります。
ところで、先に登場したタクシードライバーさんいわく、「自分の子ども時代はオヤジとサッカーを観に行くのが習慣で、それが庶民のレクリエーションだった。なのに最近はプレミアリーグの試合は入場料が高くなって、交通費をかけて行ったら大変なお金だよ。子ども達にスナックの一つやビールでも買えばもっとかかるし、滅多に行けなくなっちゃった」。そういえば、別の日に会ったある若きセレブのお父さんが、「毎週息子とチェルシーの試合を観に行くのが楽しみなんだ」と目を細めて言っていました。そのスマートな紳士と有名校に通う息子がサッカースタジアムに通う姿を想像して、若干の違和感は持っていたんですが、ドライバーさんの話を聞いて「そういうことだったのか!」としっくり来ました。サッカーのお蔭で、たくさんの「なるほど」に出会う旅でした。 山岸いつみ
さて、今回、ヒースローに降り立ってからやたら目についたイングランド国旗。白地に赤い十字のあれ、ですね。まず乗用車が翻していることが多いです。そして民家の窓。そしてMarks & Spencerのサンドイッチにまでも! ~バーガーバンズのようなミニの丸型白パンの上面が、ケチャップで十字を引いたように模様を入れて焼き上げてあります。サッカーボールの絵柄と「ふれーふれーイングランドぉっ」(注: 正しい文言は記憶にありません)のようなエール全開なパッケージ。サッカーネタの話題も多く聞かれました。ある晩に再会したギャビタスOGが、「イングランドチームのオフィシャルTシャツは40ポンドもする!」と、不当に高いと言わんばかりな様子。また、滞在中に訪ねた女子校の寮長先生は、「4時からの試合を見るためにメキシコ人の生徒に寮でTVを観る許可を出したの。」と明るくおっしゃっていました。固そうに見えていいところある!4年前も8年前もこのように特別許可をもらって日本の試合を生で観た留学生たちは多かったですよね。授業がそのまま試合観戦になってしまったなんていうのも聞いたことがあります。
ところで、先に登場したタクシードライバーさんいわく、「自分の子ども時代はオヤジとサッカーを観に行くのが習慣で、それが庶民のレクリエーションだった。なのに最近はプレミアリーグの試合は入場料が高くなって、交通費をかけて行ったら大変なお金だよ。子ども達にスナックの一つやビールでも買えばもっとかかるし、滅多に行けなくなっちゃった」。そういえば、別の日に会ったある若きセレブのお父さんが、「毎週息子とチェルシーの試合を観に行くのが楽しみなんだ」と目を細めて言っていました。そのスマートな紳士と有名校に通う息子がサッカースタジアムに通う姿を想像して、若干の違和感は持っていたんですが、ドライバーさんの話を聞いて「そういうことだったのか!」としっくり来ました。サッカーのお蔭で、たくさんの「なるほど」に出会う旅でした。 山岸いつみ
2010年5月28日
子供を通して見る親の姿
「子供は親の鏡」と感じること。親であれば誰しも一度は経験をするのではないでしょうか。私も親のひとりですが、最近特にぞくっとするのが我が子の言動に自分をみる瞬間です。子供が「ありがとう」とかわいらしい顔で他の人に言っていると、誇らしげに我が子を見ます。その半面、良からぬ言動をすると、誰のまねをしているのかしらと一瞬人を疑ってみることがあります。そんな時、頭を振り自分の言動を振り返ってみると、残念ながら他人ではなく自分に原因があると気付くことの方が多いのです。
最近、ガーディアンが決まったお子さんでこんなエピソードがありました。ガーディアン決定前には必ず、お子さんにはガーディアン候補のご家庭に数日滞在していただきます。このお試し滞在の後、双方が好感触であればガーディアン決定です。このお子さんのお試し滞在後、ガーディアン家庭からは「天ぷらを作ってくれて、家族全員で楽しいひと時を過ごせた」という感想がありました。実はこのお子さん、お料理などしたことがないのです。ガーディアンが日本料理で天ぷらが好きと聞き、天ぷら粉をスーパーで見つけその袋の裏に書いてあった説明書をもとに作ってみたとのこと。食材は何が良いか自分で考えて、パプリカやマッシュルーム、エビなどを選択。お塩で食べていただいたそうです。ちなみにこの天ぷら、13歳の男の子の作品です。
このお子さんの親御さんは美食家でいらっしゃいますが、息子さんに料理を教えたことはありません。教えなくても、「人のために何かをする」「自分で考える」ということを普段から親御さんが見せているのだと思うのです。ボーディング・スクールの教育方針の基本にもこれらは大切とされていますので、このお子さんは留学生活からも学んでいるとも言えますが、やはり基本は親御さんの姿が影響しているのではないでしょうか。
自分磨きに気合が入る今日この頃です。
長谷明子
最近、ガーディアンが決まったお子さんでこんなエピソードがありました。ガーディアン決定前には必ず、お子さんにはガーディアン候補のご家庭に数日滞在していただきます。このお試し滞在の後、双方が好感触であればガーディアン決定です。このお子さんのお試し滞在後、ガーディアン家庭からは「天ぷらを作ってくれて、家族全員で楽しいひと時を過ごせた」という感想がありました。実はこのお子さん、お料理などしたことがないのです。ガーディアンが日本料理で天ぷらが好きと聞き、天ぷら粉をスーパーで見つけその袋の裏に書いてあった説明書をもとに作ってみたとのこと。食材は何が良いか自分で考えて、パプリカやマッシュルーム、エビなどを選択。お塩で食べていただいたそうです。ちなみにこの天ぷら、13歳の男の子の作品です。
このお子さんの親御さんは美食家でいらっしゃいますが、息子さんに料理を教えたことはありません。教えなくても、「人のために何かをする」「自分で考える」ということを普段から親御さんが見せているのだと思うのです。ボーディング・スクールの教育方針の基本にもこれらは大切とされていますので、このお子さんは留学生活からも学んでいるとも言えますが、やはり基本は親御さんの姿が影響しているのではないでしょうか。
自分磨きに気合が入る今日この頃です。
長谷明子
2010年5月20日
伝統はどこまで強い
世の中どこに行っても意見をまとめるって大変ですね。我が国も民主党政権になって再出発かと思いきや、ダメだしが続いており、先があまり見えませんが、英国でも保守党、労働党という2大政党のどちらも過半数を取れずに久々の連立政権が決まりました。政治そのものは別として、この度の保守党と自由民主党の党首のバックグランドはあまりにも見事。キャメロン党首は貴族の血縁であり、Eton College、Oxford大学出身。クレッグ党首は、Westminster College、Cambridge大学出身。お2人とも名門Prep Schoolからのまさに英国のエリート教育を絵に描いたよう!庶民派であることをメディアなどを通じて打ち出すのに余念がないようですが、彼らのスピーチを聞けば、一瞬にして英国の階級社会が映し出されます。先日もある名門Prep Schoolの新校長に代々英国の首相を輩出した家系のEton-Oxford出身者が決まりました。この校長の前職は国会議員です。
長年英国のPublic Schoolの仕事をしていているとこの手のゴシップが気になります。世論は教育の平等性を訴えますが、16世紀から続く伝統の教育はビクともしないようです。それでも労働党政権では、ブレア首相のように本人はPublic School出身にもかかわらず、子供を公立に入れざるを得ず、苦慮したなど、多少の「遠慮」はあったようですが、保守党に政権が移るとどうなるのかは見ものです。
政治そして選挙への関心が日本と同様に低下してきたと言われる英国ですが、留学生達に聞いてみると、Prep Schoolのような低年齢層の集まる学校でも皆の関心が結構高いことが分かります。学内で模擬選挙のようなアクティビティを行い、政党支持の討論やスピーチをするなど、内容もごく本格的。さてここから未来の英国だけでなく、様々な国を統括する国の代表が育っていくのでしょうか?君の友達かもよ!
渡邊和子
長年英国のPublic Schoolの仕事をしていているとこの手のゴシップが気になります。世論は教育の平等性を訴えますが、16世紀から続く伝統の教育はビクともしないようです。それでも労働党政権では、ブレア首相のように本人はPublic School出身にもかかわらず、子供を公立に入れざるを得ず、苦慮したなど、多少の「遠慮」はあったようですが、保守党に政権が移るとどうなるのかは見ものです。
政治そして選挙への関心が日本と同様に低下してきたと言われる英国ですが、留学生達に聞いてみると、Prep Schoolのような低年齢層の集まる学校でも皆の関心が結構高いことが分かります。学内で模擬選挙のようなアクティビティを行い、政党支持の討論やスピーチをするなど、内容もごく本格的。さてここから未来の英国だけでなく、様々な国を統括する国の代表が育っていくのでしょうか?君の友達かもよ!
渡邊和子
2010年5月7日
間近なもの
それはイギリスへの出張。毎年ほぼ春から初夏にかけてのシーズンにたいてい現地に飛びます。一番の目的は春に出発したばかりの新規留学生たちが9月にボーディング・スクールに入学する前に「慣らし」生活をしている研修先で元気にしているか、チェックをしに行くことです。これに加え、もちろんボーディング・スクールもいくつか視察をして回ります。実は、ギャビタスの留学生の行くボーディング・スクールは必ず代表の渡邊と私の間で訪問をしておくという暗黙のルールがあります。二人の間で視察したボーディング・スクールの数は有に100は超えるでしょう。
新規留学生の学校選びをする時、やはり重要になるのが「その学校を視察したことがあるかどうか」です。もちろん、学校に関する情報はネット上で学校が公開しているものだけでもかなり入手できますし、ギャビタス生の在校生がいれば一番確かです。しかし、最終的にはその学校に対する「イメージ」という、ファクターでもなんでもないファジィな部分が決め手になることも多いんですね、ここだけの話。(笑) 受付の応対、廊下ですれ違う生徒の表情、ダイニングのスタッフの小奇麗さ、寮を案内する先生が各生徒のベッドの位置を把握しているか、校長や先生との会話など意外にささいなことからも学校のイメージって出来てゆくものです。渡邊と私が共通で訪れたことのある学校ばかりではないので、お互いが学校のイメージを伝え合う作業も念入りに行います。不思議なもので、二人とも一定量を見た経験があるので伝え方がどんどん巧み・・というかオタクになってきます。「ここの寮はA校のβ寮とリラックス感が似てる。寮長はB校のγ寮の前任者っぽい」とか、「ここの食事はこれまで見たベスト3を凌ぐ。バラエティが半端じゃない。ケータリングスタッフをかなり吟味しているらしい」などと、幸い的確に伝える材料には事欠きません。まぁ、これだけの雑データはなかなかコンピューター管理とはいきませんので、できるだけ他のスタッフに喋ってイメージが形づくられていくように努めてもいます。
さて、たいていの学校では訪問の際、歓待してくださった上で去り際には「またいつでもいらしてください。大歓迎ですよ」くらいのことは仰ってくださいます。たったの1時間半の訪問のためにロンドンから1泊2日かけて行った時などは、「簡単に言うなっ」・・・と心の中で呟くのですが。さて、今年は踏破の記録がいくつ伸びるでしょうか。しかしまずは噴火がこれ以上活発にならないことを祈りましょうか・・・
山岸いつみ
新規留学生の学校選びをする時、やはり重要になるのが「その学校を視察したことがあるかどうか」です。もちろん、学校に関する情報はネット上で学校が公開しているものだけでもかなり入手できますし、ギャビタス生の在校生がいれば一番確かです。しかし、最終的にはその学校に対する「イメージ」という、ファクターでもなんでもないファジィな部分が決め手になることも多いんですね、ここだけの話。(笑) 受付の応対、廊下ですれ違う生徒の表情、ダイニングのスタッフの小奇麗さ、寮を案内する先生が各生徒のベッドの位置を把握しているか、校長や先生との会話など意外にささいなことからも学校のイメージって出来てゆくものです。渡邊と私が共通で訪れたことのある学校ばかりではないので、お互いが学校のイメージを伝え合う作業も念入りに行います。不思議なもので、二人とも一定量を見た経験があるので伝え方がどんどん巧み・・というかオタクになってきます。「ここの寮はA校のβ寮とリラックス感が似てる。寮長はB校のγ寮の前任者っぽい」とか、「ここの食事はこれまで見たベスト3を凌ぐ。バラエティが半端じゃない。ケータリングスタッフをかなり吟味しているらしい」などと、幸い的確に伝える材料には事欠きません。まぁ、これだけの雑データはなかなかコンピューター管理とはいきませんので、できるだけ他のスタッフに喋ってイメージが形づくられていくように努めてもいます。
さて、たいていの学校では訪問の際、歓待してくださった上で去り際には「またいつでもいらしてください。大歓迎ですよ」くらいのことは仰ってくださいます。たったの1時間半の訪問のためにロンドンから1泊2日かけて行った時などは、「簡単に言うなっ」・・・と心の中で呟くのですが。さて、今年は踏破の記録がいくつ伸びるでしょうか。しかしまずは噴火がこれ以上活発にならないことを祈りましょうか・・・
山岸いつみ
2010年4月30日
高学歴なイギリスのコメディアンたち
イギリス人有名コメディアンにはなぜか超高学歴が多く見られます。1970年代後半から80年代前半にかけてハリウッド映画、「テン」や「ミスター・アーサー」に出演、ゴールデングローブ賞も獲得したイギリス人喜劇俳優ダドリー・ムーアはオックスフォード大学卒。1970年代にBBC放送の番組から始まり世界的なブームを巻き起こし、いまだにカルト的な人気を誇るコメディユニット、「モンティ・パイソン」。このユニットは超高学歴集団で、オックスフォード大卒4名、ケンブリッジ大卒1名、医師免許や弁護士免許を持つメンバーもいます。そしてメンバーの中にはボーディングスクール出身者も。たとえば現在でもBBC旅行番組で活躍しているマイケル・ペイリンはShrewsbury、Royal Wolverhamptonを卒業したのは女装が得意だったエリック・アイドルです。その他にも「フォーウエディング」「ノッテングヒル」「ブリジット・ジョーンズの日記」などで軟弱なダメ男を演じさせたら絶品のヒュー・グラントはオックスフォード大在学中に俳優のキャリアをスタートさせました。かのミスター・ビーンズで世界的にブレイクした喜劇俳優ローワン・アトキンスもSt Beesというボーディングスクールの出身で、オックスフォード大学理学修士号取得するほどの超インテリですし、彼の子供ももちろん現在ボーディングスクールに通っています。
私はどうしてこんなにイギリスのコメディアンが高学歴なのか、ずっと不思議だったのです・・・が、先日とあるボーディングスクールの‘キャンプ用持ち物リスト‘を見ていて、「これか!」と思わずひざを打ちました。そこにあったのは「1.寝袋、2.防水加工付上着…10.ユーモアのセンス」!そういえば成績表の先生のコメントにも「ユーモアのセンスがあって素晴らしい」と言う表現がよく出てきます。ユーモアのセンスが教育に欠かせないとは、さすがイギリスは奥が深い!?
吉岡真樹
私はどうしてこんなにイギリスのコメディアンが高学歴なのか、ずっと不思議だったのです・・・が、先日とあるボーディングスクールの‘キャンプ用持ち物リスト‘を見ていて、「これか!」と思わずひざを打ちました。そこにあったのは「1.寝袋、2.防水加工付上着…10.ユーモアのセンス」!そういえば成績表の先生のコメントにも「ユーモアのセンスがあって素晴らしい」と言う表現がよく出てきます。ユーモアのセンスが教育に欠かせないとは、さすがイギリスは奥が深い!?
吉岡真樹
2010年4月19日
Thank you の効果
「日本は礼節を尊ぶ国だ」と外国では思われている。神道、武士道、茶道などを筆頭に間違いなく、精神的切磋琢磨を基に修行する「道」は多く、これらに関して外国人から聞かれたりしたことのある人は多いと思う。それぞれについては、限定範囲で私の少ない知識からどうにか答えることが出来るが、「日本人は礼儀正しいと思っていたが・・・」で始まる昨今の日本人のマナーに話が変わるといきなり歯切れが悪いことになってしまう。
日英の挨拶の基準がまったく同じではないとしても、やはり最近の日本の礼儀の乱れは何とも寒々しい。朝、通勤途中に近所の人とすれ違うが無言。エレベーターでも無言。「お先に」の言葉もない。大人でもこうなのだから、その親に育てられた子供となると、推して知るべし。スーパーマーケットで奇声をあげて走り回る子供を注意しない。例をあげれば切りがないが、英国ではかなり悪い地域でもこのようなことは起きない。昔から日本人は親子、夫婦のような親しい人間関係の中でこそ、言葉が省略され、「メシ、風呂、寝る」の世界だが、公共の場ではここまで酷くなかったと記憶する。
実は、留学前にどのような準備をしたらいいかという親からの質問への答えが、なんとこの「礼儀=挨拶がきちんとできるようにする」になってしまってもう10年ほど経つ。ガーディアン家庭からのお叱りと言うか、あちら側からみれば、留学生の信じられない行動についてのクレームが多くなったためだ。究極は「ありがとう」を言わない! 車で学校に送ってもらっても無言。いかに英語が出来ないとしても「Thank you」を言わないのに対してこちらも弁解は出来ない。そういえば、日本の家庭で「ありがとう」を言う習慣ってある?というベーシックな疑問にまで到達する。子供が親に、または親が子供に、そしてお父さんがお母さんに・・・「当然ある」と躊躇なく答えるケースは少ない。礼儀正しい国と思われている日本と、「Thank you」を言わない子供のいるギャップを英国人に説明することの難しさ。それはさておき、留学1年目にして、たくさんの「ありがとう」を自分の子供に言われるようになり、とても嬉しいと感じる母は多い。親子のコミュニケーション云々を語る前に取りあえず、まずお父さんもお母さんも「ありがとう」を言いましょう!
渡邊和子
日英の挨拶の基準がまったく同じではないとしても、やはり最近の日本の礼儀の乱れは何とも寒々しい。朝、通勤途中に近所の人とすれ違うが無言。エレベーターでも無言。「お先に」の言葉もない。大人でもこうなのだから、その親に育てられた子供となると、推して知るべし。スーパーマーケットで奇声をあげて走り回る子供を注意しない。例をあげれば切りがないが、英国ではかなり悪い地域でもこのようなことは起きない。昔から日本人は親子、夫婦のような親しい人間関係の中でこそ、言葉が省略され、「メシ、風呂、寝る」の世界だが、公共の場ではここまで酷くなかったと記憶する。
実は、留学前にどのような準備をしたらいいかという親からの質問への答えが、なんとこの「礼儀=挨拶がきちんとできるようにする」になってしまってもう10年ほど経つ。ガーディアン家庭からのお叱りと言うか、あちら側からみれば、留学生の信じられない行動についてのクレームが多くなったためだ。究極は「ありがとう」を言わない! 車で学校に送ってもらっても無言。いかに英語が出来ないとしても「Thank you」を言わないのに対してこちらも弁解は出来ない。そういえば、日本の家庭で「ありがとう」を言う習慣ってある?というベーシックな疑問にまで到達する。子供が親に、または親が子供に、そしてお父さんがお母さんに・・・「当然ある」と躊躇なく答えるケースは少ない。礼儀正しい国と思われている日本と、「Thank you」を言わない子供のいるギャップを英国人に説明することの難しさ。それはさておき、留学1年目にして、たくさんの「ありがとう」を自分の子供に言われるようになり、とても嬉しいと感じる母は多い。親子のコミュニケーション云々を語る前に取りあえず、まずお父さんもお母さんも「ありがとう」を言いましょう!
渡邊和子
2010年4月9日
一番タフなヤツ
ギャビタス日本事務所のスタッフルームにはダブルベッドほどもある巨大で頑丈なテーブルがでーんと鎮座しています。このオフィスに越してきた時、CIを担当していただいているデザイン事務所さんがプレゼントしてくださったものですが、普段はスタッフのデスク、送付物の封入のための作業台、昼休みの食事台、とマルチな活躍ぶり。でも一番その存在感を発揮しているのがスタッフのミーティングの場面です。
ギャビタス日本事務所では、毎朝ロンドン本部や会員、その他の方々等から入ってきた連絡を全員で目を通し、前日の留学生、ご父母らとのやり取りからスタッフが感じたことや得た情報などを発表しつつ、その日の仕事の分担や処理の方法などを打ち合わせます。もちろん、一筋縄ではいかない問題が議題になることもしょっちゅう。「親御さんへ報告しようか、そうではなく本人とまず話をしてみようか」「学校の意見には合点がいかない。本人の為を考えれば、ここはもうひと押ししよう」などなど・・・.。個人情報を守る関係で具体的に案件を紹介することはできませんが、こんな感じで会話が進んでいきます。さらに今年はギャビタス日本事務所創業30周年で、いつもより多くのイベント企画を抱えています。その関係でスタッフ全員での打合わせも最近は頻繁です。イベント企画においては「全員がアイデアを出す」のが基本。企画段階でのミーティングは丁々発止の激論を交わすこともあり、それなりに楽しいものですが、自分が出した企画への思わぬツッコミを受け冷や汗をかくことも。批評はストレート、妙案には拍手、とわかり易いのが私たちの特徴です。すごいスピードでアイデアが展開していくこともあれば、ネタ切れでいつのまにか4人が腕組みで唸るポーズに、ということもあります。掘り下げが弱い時に渡邊が檄を飛ばすこともあれば、私が前後の脈絡なく突拍子もないことを言い出したり、長谷がフォローするかのように淡々と手順よく説明を加えたり、その合間に鳴る電話を吉岡が明るい声で取りながら残り3人に向かって「声のボリューム下げて~」と手を使ってジェスチャーをしたり。急に声を細めて吉岡が淹れてくれたほうじ茶を啜ってはまたかすれ声で討議を続ける・・・ギャビタス日本事務所の典型的な朝の光景です。そんな時、このテーブルは何度となく平手打ちをくらったり、指先でコツコツと叩かれたり、ファイルを叩きつけられたり・・・ しかしその頑丈な作りのお蔭でびくともせず、常にクールに佇んでいます。(笑)
さて、スタッフ全員のお気に入りのテーブル君も、今月1日からは新しいメンバーを迎えて毎朝5人に囲まれています。新メンバーは現在研修中。いずれブログデビューに誘い込もうと密かに企んでいる今日この頃です。
山岸いつみ
ギャビタス日本事務所では、毎朝ロンドン本部や会員、その他の方々等から入ってきた連絡を全員で目を通し、前日の留学生、ご父母らとのやり取りからスタッフが感じたことや得た情報などを発表しつつ、その日の仕事の分担や処理の方法などを打ち合わせます。もちろん、一筋縄ではいかない問題が議題になることもしょっちゅう。「親御さんへ報告しようか、そうではなく本人とまず話をしてみようか」「学校の意見には合点がいかない。本人の為を考えれば、ここはもうひと押ししよう」などなど・・・.。個人情報を守る関係で具体的に案件を紹介することはできませんが、こんな感じで会話が進んでいきます。さらに今年はギャビタス日本事務所創業30周年で、いつもより多くのイベント企画を抱えています。その関係でスタッフ全員での打合わせも最近は頻繁です。イベント企画においては「全員がアイデアを出す」のが基本。企画段階でのミーティングは丁々発止の激論を交わすこともあり、それなりに楽しいものですが、自分が出した企画への思わぬツッコミを受け冷や汗をかくことも。批評はストレート、妙案には拍手、とわかり易いのが私たちの特徴です。すごいスピードでアイデアが展開していくこともあれば、ネタ切れでいつのまにか4人が腕組みで唸るポーズに、ということもあります。掘り下げが弱い時に渡邊が檄を飛ばすこともあれば、私が前後の脈絡なく突拍子もないことを言い出したり、長谷がフォローするかのように淡々と手順よく説明を加えたり、その合間に鳴る電話を吉岡が明るい声で取りながら残り3人に向かって「声のボリューム下げて~」と手を使ってジェスチャーをしたり。急に声を細めて吉岡が淹れてくれたほうじ茶を啜ってはまたかすれ声で討議を続ける・・・ギャビタス日本事務所の典型的な朝の光景です。そんな時、このテーブルは何度となく平手打ちをくらったり、指先でコツコツと叩かれたり、ファイルを叩きつけられたり・・・ しかしその頑丈な作りのお蔭でびくともせず、常にクールに佇んでいます。(笑)
さて、スタッフ全員のお気に入りのテーブル君も、今月1日からは新しいメンバーを迎えて毎朝5人に囲まれています。新メンバーは現在研修中。いずれブログデビューに誘い込もうと密かに企んでいる今日この頃です。
山岸いつみ
2010年4月6日
‘どうして?’という追求
先日、あるお子さんの作文の英訳をして考えさせられることがありました。こんな一文がありました。「家のない人や家が古い人のために、明るい赤や黄色、黄緑、水色の元気になってくるような家を作って、国を明るくします」 実際に自分が翻訳をしてみないとなかなかピンとこない方が多いと思いますが、実はこのお子さんの作文は非常に英訳がしやすい!内容の難易度ではなく、‘どうして?’という掘り下げがしっかりとしている文章だからです。「家のない人や家が古い人のために家を建てる」ぐらいは誰でも書けます。でも‘どうして’家を建てるのか?「人を元気にしてあげたい、国を明るくしたい、そのためには明るい色の家が良い、たとえばこんな色」というように物事を追及した過程がはっきりとしている文章なのです。英訳の難しさの一つに‘何を言いたいのか’ということが書かれていないため、その人の意図を取らなければいけないということがありますが、このお子さんの作文の英訳にはその必要がほとんどありませんでした。
日本ではこの‘どうして?’という掘り下げをすることが、教育の現場でも社会においても、まだまだ弱いように感じます。ある日本の作曲家が作曲方法のひとつとして、この‘どうして?’を使っているという話を聞いたことがあります。追求すると見えてくる世界があるし、広がりもあります。この面白みをイギリス留学を通して学んでいる留学生はたいへんでありながらも、その力の大切さを身につけ、きっと今もそして将来も役立てていくのだと感じます。
実は、今回例に出した作文を書いたのは、まだ留学前の小6のお子さんです。この‘どうして?’を日本でも出きる子がいることに感動するとともに、このお子さんがこれからの留学生活でどう変わっていくのか期待せざるをえません。
長谷 明子
日本ではこの‘どうして?’という掘り下げをすることが、教育の現場でも社会においても、まだまだ弱いように感じます。ある日本の作曲家が作曲方法のひとつとして、この‘どうして?’を使っているという話を聞いたことがあります。追求すると見えてくる世界があるし、広がりもあります。この面白みをイギリス留学を通して学んでいる留学生はたいへんでありながらも、その力の大切さを身につけ、きっと今もそして将来も役立てていくのだと感じます。
実は、今回例に出した作文を書いたのは、まだ留学前の小6のお子さんです。この‘どうして?’を日本でも出きる子がいることに感動するとともに、このお子さんがこれからの留学生活でどう変わっていくのか期待せざるをえません。
長谷 明子
2010年3月19日
How old are you?
英国での長い生活を経て日本に戻った時に、昔はまったく意外でなかったことが意外に思える日本の習慣がいくつかあると思います。その一つに日本の年齢へのこだわりです。How old are you? これは英語を学ぶ初期に誰もが習うのですが、実は使わない!私も英国に15歳で留学して以来、聞かれたことはありませんし、従って自分も使ったことはありません。それ位、英国にいると誰も年齢を気にしないだけでなく、これ自体がかなり失礼な質問にもなります。この感覚に慣れると、日本の年齢へのこだわりが奇妙に思われるのです。ギャビタス生は留学開始年齢が高くなるほど、日英の教育制度の違いから、英国では1年落とした学年に入学することが多くなりますが、その「落とす」ことにすごく抵抗を持つ人がいます。この年になった私にでさえ、他人から学年が同じとか違うとか言われ、かなり当惑することがありますから、このこだわり感にはびっくりです。
そういえば、日本は、「浪人」とか「新卒入社」とかの学年を意識した言葉が結構ありますね。その影には、しっかり周りと足並みそろえて階段を上がらないことは「損である」とか、「恥じである」というマイナス認識が強いし、社会のシステムもそうなっています。それは、たぶん入社何年目なのに課長になるとか、ならないとかに続いていくのでしょう。考えてみれば、かなりキツイ社会です。まあ、結婚適齢だけは少し変わったようですが!対する英国は、人間は十人十色で世の中に亀もウサギもついでに蟻もキリギリスもいるのが当たり前という態度です。いつ、何歳で大学に行こうと本人の勝手で違和感なし。Gap Yearという高校と大学の間にあえて1年間時間を取って社会経験をする大学生が30%もいるのですから、「学年」はおろか大学生の年齢は様々で、誰も話題にしません。ちなみに「浪人」という英語の同義語はないと思います。日本もゆくゆくは「みんな同じ」という価値観の評価が変わっていくだろうと思う半面、国の習慣というものはその国民性からきているのでなかなか変わらないのでしょうから、はてどうなるのでしょう?
渡邊和子
そういえば、日本は、「浪人」とか「新卒入社」とかの学年を意識した言葉が結構ありますね。その影には、しっかり周りと足並みそろえて階段を上がらないことは「損である」とか、「恥じである」というマイナス認識が強いし、社会のシステムもそうなっています。それは、たぶん入社何年目なのに課長になるとか、ならないとかに続いていくのでしょう。考えてみれば、かなりキツイ社会です。まあ、結婚適齢だけは少し変わったようですが!対する英国は、人間は十人十色で世の中に亀もウサギもついでに蟻もキリギリスもいるのが当たり前という態度です。いつ、何歳で大学に行こうと本人の勝手で違和感なし。Gap Yearという高校と大学の間にあえて1年間時間を取って社会経験をする大学生が30%もいるのですから、「学年」はおろか大学生の年齢は様々で、誰も話題にしません。ちなみに「浪人」という英語の同義語はないと思います。日本もゆくゆくは「みんな同じ」という価値観の評価が変わっていくだろうと思う半面、国の習慣というものはその国民性からきているのでなかなか変わらないのでしょうから、はてどうなるのでしょう?
渡邊和子
2010年3月10日
「受験」シーズン到来。
先だって、ロンドンの学校に通うAレベルの学生が、GCSE 地理のRevision(復習)用のi-Phoneアプリを作ったそうです。600問の選択肢問題が15の異なるトピックごとに分類されているそうで、問題もFoundationとHigherのどちらの難易度のpaperにも対応しているとか。GCSE試験はイギリスに留学した子どもが最初に直面するメジャーな資格試験です。確かに、よくあるお問合わせに答えているように、GCSEは「全力でのぞめば基本的に誰でも受かるべき」試験ではあります。だからといって、そんなにお手軽な復習でクリアできるのでしょうか?
そもそもイギリスは大学ごとの入試をしない(Oxbridgeや一部の大学・学科を除く)ので、Aレベル試験が大学入試の代わりとなり、GCSEはAレベルをスタートできるかどうかの基準となったり、ゆくゆくの大学入学審査の重要な資料となったりもするので、失敗できない重要な試験という位置づけです。ところが留学生と親御さんの中にその認識が不足していると、親子で試験直前の春休みに海外旅行を計画しちゃうなんていう痛い話もあるのです。実はコンサルタントをしていてこのExam=試験という訳語がネックなんだと考えるようになりました。つまり、GCSE、Aレベル「試験」と言うより、「受験」と表現したほうがもっと深刻な響きを醸し出し、留学生が真剣に取り組むようになるという目論見。ただ、’exam‘と現地で言われているものを強引に「受験」と言い代えるのって無理はあるんですよね・・・。まして、留学生とそのご家族には日本の受験環境に疑問を持つ人が多いだけに、なぜイギリスに行ってまで受験?とその言葉を敬遠しがち。でも、事実は隠せない!相手の親御さんや留学生に危機感が足りないと感じる時の私の切り札は、やはり「これは受験」と、あえて嫌われる言葉を使うこと。まぁ、それで効果があれば苦労はないわけですが、それでも春休みはハワイに行っている場合じゃないことを伝えるには事足ります。
もしお子さんののんびりムードに危機感をお持ちの親御さんがいたら、今日から「受験」という言葉に置き換えてみてはどうでしょう。取り組みかたに多少違いが見えるかもしれませんよ。イギリスのexamはぽかぽか陽気、夏の到来を感じる実によい時期に行われます。夏のバケーションを夢みながら、さぁ勉強に精を出してください、受験生諸君!
山岸いつみ
そもそもイギリスは大学ごとの入試をしない(Oxbridgeや一部の大学・学科を除く)ので、Aレベル試験が大学入試の代わりとなり、GCSEはAレベルをスタートできるかどうかの基準となったり、ゆくゆくの大学入学審査の重要な資料となったりもするので、失敗できない重要な試験という位置づけです。ところが留学生と親御さんの中にその認識が不足していると、親子で試験直前の春休みに海外旅行を計画しちゃうなんていう痛い話もあるのです。実はコンサルタントをしていてこのExam=試験という訳語がネックなんだと考えるようになりました。つまり、GCSE、Aレベル「試験」と言うより、「受験」と表現したほうがもっと深刻な響きを醸し出し、留学生が真剣に取り組むようになるという目論見。ただ、’exam‘と現地で言われているものを強引に「受験」と言い代えるのって無理はあるんですよね・・・。まして、留学生とそのご家族には日本の受験環境に疑問を持つ人が多いだけに、なぜイギリスに行ってまで受験?とその言葉を敬遠しがち。でも、事実は隠せない!相手の親御さんや留学生に危機感が足りないと感じる時の私の切り札は、やはり「これは受験」と、あえて嫌われる言葉を使うこと。まぁ、それで効果があれば苦労はないわけですが、それでも春休みはハワイに行っている場合じゃないことを伝えるには事足ります。
もしお子さんののんびりムードに危機感をお持ちの親御さんがいたら、今日から「受験」という言葉に置き換えてみてはどうでしょう。取り組みかたに多少違いが見えるかもしれませんよ。イギリスのexamはぽかぽか陽気、夏の到来を感じる実によい時期に行われます。夏のバケーションを夢みながら、さぁ勉強に精を出してください、受験生諸君!
山岸いつみ
2010年2月26日
スクールトリップ
学校主催の旅行の行き先はどこでしたか?昔々、私の出身私立高校ではキリスト教系にもかかわらず、京都奈良が恒例でした。最近では近場の韓国や中国はもとより、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカにまで出向く学校もあると聞きます。15年以上前、ローストビーフで有名なロンドンのレストランSimpson's-in-the-Strandで日本人高校生の団体と出会った時はびっくりしましたが、今では珍しくも無いのでしょう。
英国のボーディングスクールでは、日帰り宿泊込みにかかわらず、学校主催の旅行はスクールトリップと呼ばれます。3年間旅行費用の積み立てをして1回1週間程の旅行が定番の日本と違い、語学の先生企画のスペイン語研修旅行、美術の先生引率のパリ美術館巡り、などとフットワークが軽くたくさんの旅行が用意されています。泊まりを含む旅行の行き先の多くは英国のご近所であるヨーロッパ。いかに英国から近いとはいえ、イタリアやフランス、スイスでのスキー旅行と聞くと何ともうらやましい。アメリカやカナダへのスキー旅行では費用が1週間で30万円程と、お値段のほうも学校主催の旅行としては少々値がはります。もと英国植民地の多いアフリカへも多くの旅行が計画されています。ケニアの動物公園見学ツアーは序の口で、モザンビークの貧しい村のために井戸を掘る旅行などはなるほどボランティア国とうなってしまいます。世界で最も貧しい国のうちのひとつ、マリでマイクロバンクシステムの見学という旅行はいかにも将来のリーダーの養成を目指すボーディングスクールの面目躍如といったところ。
かつて7つの海を制した英国、海外に出て行く精神は今も健在のようです。
吉岡真樹
英国のボーディングスクールでは、日帰り宿泊込みにかかわらず、学校主催の旅行はスクールトリップと呼ばれます。3年間旅行費用の積み立てをして1回1週間程の旅行が定番の日本と違い、語学の先生企画のスペイン語研修旅行、美術の先生引率のパリ美術館巡り、などとフットワークが軽くたくさんの旅行が用意されています。泊まりを含む旅行の行き先の多くは英国のご近所であるヨーロッパ。いかに英国から近いとはいえ、イタリアやフランス、スイスでのスキー旅行と聞くと何ともうらやましい。アメリカやカナダへのスキー旅行では費用が1週間で30万円程と、お値段のほうも学校主催の旅行としては少々値がはります。もと英国植民地の多いアフリカへも多くの旅行が計画されています。ケニアの動物公園見学ツアーは序の口で、モザンビークの貧しい村のために井戸を掘る旅行などはなるほどボランティア国とうなってしまいます。世界で最も貧しい国のうちのひとつ、マリでマイクロバンクシステムの見学という旅行はいかにも将来のリーダーの養成を目指すボーディングスクールの面目躍如といったところ。
かつて7つの海を制した英国、海外に出て行く精神は今も健在のようです。
吉岡真樹
2010年2月22日
美しい日本語?
留学をするとなると、多くの親御さんから日本語についての質問が出ます。日本人ですから、確かに英語が出来ても日本語が出来なくなっては困ります。特に小学生からの留学だと日本に休暇帰国している時の親の日本語へのフォローは重要。ギャビタスでもそのための色々な提案はしています。しかし、「日本語力」と言っても皆さんかなりそれぞれの基準があるのですよね。例えば、「漢字の習得」を真っ先に上げる方、休暇で帰国した翌日にわが子の日本語が変だと騒ぐ方、「古文・漢文」はどうするのだ!などなど、実は様々。では、日本にいたら、必ず漢字が出来て、きちんとした日本語が使えて、古文・漢文にも精通するか?というと、これまた昨今の日本の大学生の実態からもかなりお粗末だということが分かります。 その上、英語もこれまた使えない代物となると、「日本語のために日本にいる」ということが必ずしも必要ではないと思うのですが、どうでしょう?
実は、外部の方々が飛行機の中あるいはセミナーでギャビタス生に会った時の印象が時々私の耳に届きます。面白いことに多くの方が、英語ではなく、まずは彼等、彼女等の日本語の美しさを褒めてくださるのです!今流行りの乱れた日本語ではなく、きちんとした言葉を使うとのこと。もちろん、ご家庭の教育の賜物だとは思いますが、私もギャビタス生の日本語に「乱れ」が少ないと思います。「KYがどういう意味か分からず、日本にいる妹に馬鹿にされた!」などの笑えるエピソードがあるくらい。シグナチャーという雑誌の取材で、桐嶋洋子さんが大変独創的な意見を述べていらっしゃいました。ご自分の著作業という背景が大きいとは思いますが、丸一年仕事を休み3人の小中学生だった子供をつれて日本を脱出しアメリカで暮らしたのは英語の習得の為だけならず、子供達のテレビなどの悪影響をもろに受けた軽薄な日本語に耐えられずにそれを叩き直すためもあったとか!
日本語に限らず、英語でも美しいものとそうでないものがあります。先日5年ぶりにある元ギャビタス生と英語で話した時、その美しさにとっても感動しました。
渡邊和子
実は、外部の方々が飛行機の中あるいはセミナーでギャビタス生に会った時の印象が時々私の耳に届きます。面白いことに多くの方が、英語ではなく、まずは彼等、彼女等の日本語の美しさを褒めてくださるのです!今流行りの乱れた日本語ではなく、きちんとした言葉を使うとのこと。もちろん、ご家庭の教育の賜物だとは思いますが、私もギャビタス生の日本語に「乱れ」が少ないと思います。「KYがどういう意味か分からず、日本にいる妹に馬鹿にされた!」などの笑えるエピソードがあるくらい。シグナチャーという雑誌の取材で、桐嶋洋子さんが大変独創的な意見を述べていらっしゃいました。ご自分の著作業という背景が大きいとは思いますが、丸一年仕事を休み3人の小中学生だった子供をつれて日本を脱出しアメリカで暮らしたのは英語の習得の為だけならず、子供達のテレビなどの悪影響をもろに受けた軽薄な日本語に耐えられずにそれを叩き直すためもあったとか!
日本語に限らず、英語でも美しいものとそうでないものがあります。先日5年ぶりにある元ギャビタス生と英語で話した時、その美しさにとっても感動しました。
渡邊和子
2010年2月10日
この季節、つきなみですが。
15年前の3月上旬、当時の英国本部スタッフが来日中のことでした。初来日の彼女の日本理解のためと、京都・奈良への2泊旅行を計画。しかし着いた途端に彼女の風邪をもらったかのように私の咳が始まり、日中はティッシュを離せず、宿では夜通し布団の中で咳き込む苦行の連続。帰宅後、ようやく事務所近くのクリニックで花粉症と判明、アレルギーテストの結果は見事にスギ花粉を示していました。「ついに来た」。同時に頭を過ったのは製薬会社のテレビCMで風に吹かれてゆっさゆっさと黄色い花粉をまき散らす杉林の映像。もちろん林の手前にあるのは金閣寺です。(笑)「神社仏閣に杉の木が多いのは当たり前じゃん!」と苦行の原因も判ってスッキリしたものの、以来、飲み薬も‘鼻セレブ’ティッシュも効かない3月の京都・奈良は私にとって無縁のものとなっただけでなく、英国スタッフの訪問チャンスも途絶えてしまいました。申し訳ない。
さて花粉症が常用語になって日が浅い日本と違い、イギリスでは花粉症=hayfeverは言葉としてはずいぶん昔からあるメジャーなものだそうです。ただ、「ちょっと鼻炎っぽい」程度でもhayfeverと言ってしまうアバウトさがあり、日本ほど「アレルギーか、そうでないか」とはっきりさせたがる人もいません。だから予防や緩和グッズもあまり出回っていないようです。(そもそも昨年の新型インフルの時でさえも、マスクをしようという呼びかけは起きなかった国ですから、マスクが何かの役に立つなんて思いもよらないのでしょう) そしてイギリスでの花粉症の季節は花が生い茂る初夏から夏にかけて。日本とはズレるんですね。私も毎年5月にはボーディング・スクールを訪ねてかなりの‘カントリーサイド’へ足をのばしますが、幸運なことにイギリスの草花には一切アレルギー反応は起きません。といっても今のところは、ですが。
どうせなら、日本で花粉まっただ中の2~3月にイギリス出張をしたいと思うのですが、それは「絶対にあり得ない」こと。春は新規留学生の出発の時期で国内での仕事が一番多い季節なのです。あー残念。
山岸いつみ
さて花粉症が常用語になって日が浅い日本と違い、イギリスでは花粉症=hayfeverは言葉としてはずいぶん昔からあるメジャーなものだそうです。ただ、「ちょっと鼻炎っぽい」程度でもhayfeverと言ってしまうアバウトさがあり、日本ほど「アレルギーか、そうでないか」とはっきりさせたがる人もいません。だから予防や緩和グッズもあまり出回っていないようです。(そもそも昨年の新型インフルの時でさえも、マスクをしようという呼びかけは起きなかった国ですから、マスクが何かの役に立つなんて思いもよらないのでしょう) そしてイギリスでの花粉症の季節は花が生い茂る初夏から夏にかけて。日本とはズレるんですね。私も毎年5月にはボーディング・スクールを訪ねてかなりの‘カントリーサイド’へ足をのばしますが、幸運なことにイギリスの草花には一切アレルギー反応は起きません。といっても今のところは、ですが。
どうせなら、日本で花粉まっただ中の2~3月にイギリス出張をしたいと思うのですが、それは「絶対にあり得ない」こと。春は新規留学生の出発の時期で国内での仕事が一番多い季節なのです。あー残念。
山岸いつみ
2010年1月28日
イギリスの雪から見て取れるお国柄
‘積もる’という認識が薄いイギリスの雪。2010年新年の雪は例外中の例外でした。ギャビタスに務めて今年は10年目になりますが、こんな経験はまったくなく、思わず「今まで、こんな雪はありましたか?」とベテラン上司に聞いてしまったくらいです。
今回の雪はイギリスに戻るギャビタス留学生にも影響を与えました。フライトの到着遅延はもちろんのこと、通常、起こりえないハプニングが満載。こんなことがありました…お迎えのタクシーが道路閉鎖で空港にたどり着けないと知ったギャビタス英国スタッフが、急遽、別の留学生の迎えに向かっていたガーディアンに連絡を取り、その留学生を一緒に連れていっていただきました。他にもこんなことも…タクシーが空港には到着できたものの、積雪がひどくガーディアンのお宅まで行けなくなってしまったところ、なんと、ドライバーが自らその留学生をご自宅に泊めてくださいました。日本ほど雪対策が整ってなく不慣れな面もありましたが、その時の状況にあわせた人間味のある対応が垣間見られたように感じます。
この雪の影響を受け、ぐったり疲れてしまった留学生もいましたが、ほとんどの留学生はあまり動揺しなかったようです。「窓から見る雪景色がとってもきれいです」というメールが送られてきたり、「ここのお宅の人はとっても親切なのよ」と親御さんに報告してきたりと。そんな留学生を見ていると、良い意味でイギリスの‘ゆったり’感を取り入れているのかもしれないなと思うのです。
長谷 明子
今回の雪はイギリスに戻るギャビタス留学生にも影響を与えました。フライトの到着遅延はもちろんのこと、通常、起こりえないハプニングが満載。こんなことがありました…お迎えのタクシーが道路閉鎖で空港にたどり着けないと知ったギャビタス英国スタッフが、急遽、別の留学生の迎えに向かっていたガーディアンに連絡を取り、その留学生を一緒に連れていっていただきました。他にもこんなことも…タクシーが空港には到着できたものの、積雪がひどくガーディアンのお宅まで行けなくなってしまったところ、なんと、ドライバーが自らその留学生をご自宅に泊めてくださいました。日本ほど雪対策が整ってなく不慣れな面もありましたが、その時の状況にあわせた人間味のある対応が垣間見られたように感じます。
この雪の影響を受け、ぐったり疲れてしまった留学生もいましたが、ほとんどの留学生はあまり動揺しなかったようです。「窓から見る雪景色がとってもきれいです」というメールが送られてきたり、「ここのお宅の人はとっても親切なのよ」と親御さんに報告してきたりと。そんな留学生を見ていると、良い意味でイギリスの‘ゆったり’感を取り入れているのかもしれないなと思うのです。
長谷 明子
2010年1月19日
30年は短い!
「お陰様で30周年を迎えました」と人様に言うたびに、それに一番驚いているのは、実は私自身だったりします!簡単に言えば、自分が留学したことによって得たものの大きいこと、それからの人生の様々な彩りの元になった留学を他の人にも教えてあげたいと、日々留学生と歩んできた道が気がつけば30年・・・ 本人は短かったと思ってますが、年と白髪の数がそれを語ってしまうのは否めませんけれどねぇ。
30年の間に大きく変わった一つは通信方法。手紙だけで仕事をしていた時代があるなんて信じられません。世の中その分忙しくなり、それに巻き込まれている人間が幸せかどうかは疑問なところもありますが、Internetの普及で、Keep in touchが容易に出来るのは、素晴らしい!私は若気のいたりから、留学中に知り合った多くの人との交信が途絶えて(後悔して)いるので、今の留学生がとても羨ましい。
このところ数人の元ガーディアンの方からメールが届いています。ギャビタスを「卒業」すると、自動的にガーディアンとの「契約」も終わるのですが、かなり多くの皆さんがお付き合いを継続している様子で、嬉しいことですね。
その一つを紹介すると、「大学の卒業式にも出席し、日本に戻ってからも家族同然のように付き合いが続いていた元留学生(女子)から、ここ数年連絡が来なくて心配している。メルアドを変更したのでは・・」とのメールがあるガーディアンから飛び込みました。「最後に交わしたメールでは、『親に反対されていた彼と結婚したいのだけど・・』と悩んでいたのでとても気にかかっている」とのこと。こちらで調査?をした結果、その子はその彼と結婚。英国時代に学んだ専門の分野で活躍中。しかも第二子が生まれたばかり!これからまたお付き合いが継続することでしょう。そのうちにお子さんを連れて英国に行くこともあるでしょうし、そして気がつくときっと30年経っている・・・ってことになるのかしら?
渡邊和子
30年の間に大きく変わった一つは通信方法。手紙だけで仕事をしていた時代があるなんて信じられません。世の中その分忙しくなり、それに巻き込まれている人間が幸せかどうかは疑問なところもありますが、Internetの普及で、Keep in touchが容易に出来るのは、素晴らしい!私は若気のいたりから、留学中に知り合った多くの人との交信が途絶えて(後悔して)いるので、今の留学生がとても羨ましい。
このところ数人の元ガーディアンの方からメールが届いています。ギャビタスを「卒業」すると、自動的にガーディアンとの「契約」も終わるのですが、かなり多くの皆さんがお付き合いを継続している様子で、嬉しいことですね。
その一つを紹介すると、「大学の卒業式にも出席し、日本に戻ってからも家族同然のように付き合いが続いていた元留学生(女子)から、ここ数年連絡が来なくて心配している。メルアドを変更したのでは・・」とのメールがあるガーディアンから飛び込みました。「最後に交わしたメールでは、『親に反対されていた彼と結婚したいのだけど・・』と悩んでいたのでとても気にかかっている」とのこと。こちらで調査?をした結果、その子はその彼と結婚。英国時代に学んだ専門の分野で活躍中。しかも第二子が生まれたばかり!これからまたお付き合いが継続することでしょう。そのうちにお子さんを連れて英国に行くこともあるでしょうし、そして気がつくときっと30年経っている・・・ってことになるのかしら?
渡邊和子
2010年1月8日
ブログ始めました。
新春のおよろこびを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ギャビタス日本事務所の初ブログ、光栄なことに20年選手の私が初回を飾らせていただくことになりました。これまでもニュースレター「GTT通信」で‘イギリスに長期留学中の小中高校生とその保護者’という極端に特化した層に向けて情報発信をしてきましたが、この通信、かなりのアナログ方式を推し進めてきた感は拭えませんよね?あの学級新聞的な(笑)スタイルはそれなりに気に入っているので今後も継続しますが、もう少し私たち留学コンサルタントが日々の仕事を通じての雑感を語れる場がほしいと思い、ブログのオープンとなりました。「今さらかい」の声が聞こえそうですが、なんとこのブログは30周年記念事業の一つとして運営するため、「2010年の1年間限定」! 参入は遅いですが、撤収は早いのです。(笑)
ひつこいですが、今年、ギャビタス日本事務所は創業30周年を迎えます。7月には恒例の「ギャビタスの会」と初の「同窓会」を合同で「30周年記念パーティ」として軽井沢で開催の予定です。ところが、約700名いるはずの元・現会員の方々の半数以上の連絡先がわからなくなってしまっています!昔のガーディアンさんが当時の留学生の行方をクリスマスカードで尋ねてくるケースもちらほらあり、年末の私の仕事はしばし「あの人は今」がテーマに。でも努力空しく成果はとっても少ないのです。みなさん、どこに行ってしまったのですか!!!! すでに社会人や家庭人としてバリバリ活躍中の人たちも多いと思います。特に就活・転職・婚活に関わっている皆さんにとっては、そんな仲間や先輩のこと、私達スタッフ以上に興味あるのではないでしょうか?転居のお知らせはどうか速やかに、忘れずに、とこの場を借りて呼びかける次第です。しかし急務はもっと効率よい人探し。そこで昨年暮れから元・現留学生のためにFacebookでギャビタス日本ページを作りましたので、これを読んだ元・現留学生のみなさん、どんどん参加して知っている元・現ギャビタス生の友達も「大量」(笑)招待してください!
また、ご覧のようにこのブログには卒業生や関係者の方々が主催しているホームページやブログへのリンク集を作りました。ちなみに現在アップしてあるCotton & Cloudは、Facebookの「ギャビタス日本」で管理人を務め、さらにこのブログのデザイン・設定をしてくれた同窓生の中吉恭子さんの運営するページです。他にも掲載希望の方は山岸までお知らせください。
さてさて、このブログは月に(最低)3回更新する予定です。渡邊含む他のスタッフにもバトンを渡しますから、それぞれが提供する話題をどうぞお楽しみに! 山岸いつみ
ギャビタス日本事務所の初ブログ、光栄なことに20年選手の私が初回を飾らせていただくことになりました。これまでもニュースレター「GTT通信」で‘イギリスに長期留学中の小中高校生とその保護者’という極端に特化した層に向けて情報発信をしてきましたが、この通信、かなりのアナログ方式を推し進めてきた感は拭えませんよね?あの学級新聞的な(笑)スタイルはそれなりに気に入っているので今後も継続しますが、もう少し私たち留学コンサルタントが日々の仕事を通じての雑感を語れる場がほしいと思い、ブログのオープンとなりました。「今さらかい」の声が聞こえそうですが、なんとこのブログは30周年記念事業の一つとして運営するため、「2010年の1年間限定」! 参入は遅いですが、撤収は早いのです。(笑)
ひつこいですが、今年、ギャビタス日本事務所は創業30周年を迎えます。7月には恒例の「ギャビタスの会」と初の「同窓会」を合同で「30周年記念パーティ」として軽井沢で開催の予定です。ところが、約700名いるはずの元・現会員の方々の半数以上の連絡先がわからなくなってしまっています!昔のガーディアンさんが当時の留学生の行方をクリスマスカードで尋ねてくるケースもちらほらあり、年末の私の仕事はしばし「あの人は今」がテーマに。でも努力空しく成果はとっても少ないのです。みなさん、どこに行ってしまったのですか!!!! すでに社会人や家庭人としてバリバリ活躍中の人たちも多いと思います。特に就活・転職・婚活に関わっている皆さんにとっては、そんな仲間や先輩のこと、私達スタッフ以上に興味あるのではないでしょうか?転居のお知らせはどうか速やかに、忘れずに、とこの場を借りて呼びかける次第です。しかし急務はもっと効率よい人探し。そこで昨年暮れから元・現留学生のためにFacebookでギャビタス日本ページを作りましたので、これを読んだ元・現留学生のみなさん、どんどん参加して知っている元・現ギャビタス生の友達も「大量」(笑)招待してください!
また、ご覧のようにこのブログには卒業生や関係者の方々が主催しているホームページやブログへのリンク集を作りました。ちなみに現在アップしてあるCotton & Cloudは、Facebookの「ギャビタス日本」で管理人を務め、さらにこのブログのデザイン・設定をしてくれた同窓生の中吉恭子さんの運営するページです。他にも掲載希望の方は山岸までお知らせください。
さてさて、このブログは月に(最低)3回更新する予定です。渡邊含む他のスタッフにもバトンを渡しますから、それぞれが提供する話題をどうぞお楽しみに! 山岸いつみ
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